劇団papercraft第5回公演『殻』全情報解禁!海路(作・演出)のコメントも到着!!

2021.12.15

浅草九劇にて5日間、全8公演の劇団papercraftの新作公演!

2020年の4月にコロナ禍に見舞われながらも旗揚げし、その後リモート作品のWebドラマ化や配信限定作品などを製作する一方で、前作『椅子に恋した娘』で椅子が生物学上ヒトに分類された世の中を描いた独特の物語で話題を呼んだ劇団papercraftの新作公演は、ものを捨て続けてしまう病に侵された男とその周りの人々物語。
物語は、男女4人でルームシェアをして暮らす主人公・優介が、ある日無意識でものを捨ててしまう「ぽいほい病」という病気になってしまい、周囲の仲間の大切なものまで捨てるようになってしまう。そんな自分に悩み、部屋を出ていくことまで一度は考えるも、周囲の支えの下で前向きに治療に励むようになるものの、その治療によって様々なことがもたらされる。そしてタイトルである『殻』が意味することとは果たして一体何なのか、結末が注目される。作・演出は劇団papercraftの主宰であり、これまでの全作を手掛けた海路が務める。

 

追加キャストに葛堂里奈ほか、SUPER☆GiRLS 門林有羽、井上向日葵、工藤大貴等

本作のキャストはこれまでに発表されていた、野島健矢、さいとうなり、神田聖司、今川宇宙の4人に加えて、劇団papercraft2度目の参加になるブルドッキングヘッドロックの葛堂里奈、齊藤友暁、SUPER☆GiRLSのメンバーである門林有羽、ハイバイやさいたまゴールド・シアターなどに出演の井上向日葵、ドラマ『教場』にて寺川空役の工藤大貴ほか、伴優香、入江浩平、岩永亮介、哀原友則らが名を連ねた。
本作は浅草九劇にて2022年2月16日~20日までプレビュー公演を含む全8公演の上演を予定している。チケットの先行先着販売は2021年12月22日から開始となる。

 

海路(作・演出)コメント

最近自分の中で面白いのものさしを、どういう設定にするべきかみたいなことをずっと考えていて、正解かはたまた不正解か、正解であっては欲しいのですが、その答え合わせみたいなことを稽古場や劇場という空間を使って、スタッフ含めた皆様としていければなと考えております。その中で、作り手側としても”殻”とは如何なるものなのか、楽しめたらなと思います。

 

あらすじ

「殻みたいな毎日を、ただ捨てようと思っただけでした。」

僕はものを捨て続けてしまう、そんな病にある日突然侵されました。
「ぽいほい病」っていうそうです。
僕は同世代の男女4人でルームシェアをして暮らしています。
皆とても仲良しで、とても大好きです。
でもそんな皆の大切なものを、はたまたそうでないものも全部、僕は捨ててしまいます。そしてその時の記憶は一切ありません。
いっときはこの家を出ていこうかと思いもしましたが、
皆が温かいおかげで前向きに治療に励もうと思いました

この治療が終わる頃には、僕は笑えているのでしょう……きっと。