2022年2月に本多劇場で開幕する、小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』に向けて、小沢道成が“今話したい人とじっくり対話を重ねる”インタビュー連載。これまで本多劇場グループの総支配人・本多愼一郎氏、演劇ジャーナリストの徳永京子氏、歌手・女優・プロデューサーの小泉今日子氏、DULL-COLORED POP主宰の谷賢一氏と対談を続けてきた。先日、第66回岸田國士戯曲賞の最終候補作に、中村 中との二人芝居『オーレリアンの兄妹』がノミネートされるなど注目が集まる中、最後の対談相手を飾るのはシンガーソングライターの石崎ひゅーい氏だ。
数年来の友人であり、年齢もひとつ違いの2人が、表現者としてじっくり語り合う。音楽と、演劇。手法はそれぞれ違うけど、自分の内にあるものを表現するという意味では同じ。コロナという未曾有の局面と向き合いながら、今、2人はどんなことを考えているのか。様々なジャンルの著名人と対話を重ね、新演出『鶴かもしれない2022』にどう反映されるのかも楽しみだ。
小沢の一年間の創作活動を追ったドキュメンタリー映像『メイキングかもしれない~小沢道成の創作活動に密着~』(https://www.youtube.com/c/EPOCHMAN)では、約2週間後に迫る本多劇場での上演に向けて、創作活動がリアルタイムで公開されている。
『鶴かもしれない2022』は2022年2月23日(水・祝)~27日(日)に下北沢・本多劇場にて上演。チケットは好評発売中!
ストーリー
―――東京の繁華街の真ん中で泣き崩れたひとりの女
通りかかった心優しい若者が「大丈夫ですか」と声をかける
ある日、若者のもとに感謝を伝えにその女がやってくる
女は、「あなたの為ならなんでもします」と若者に告げる―――
2つの物語が交差する時、〝鶴かもしれない女〟の機を織る音が鳴り響く。