ゆうめい『あかあか』上演中☆舞台写真&池田亮からのコメントが到着!

2022.05.30

撮影:佐々木啓太

2015年に舞台作品・美術・映像を制作する団体として設立された『ゆうめい』。そんな『ゆうめい』が贈る舞台「あかあか」が、5月28日(土)より川崎市アートセンターアルテリオ小劇場にて開幕した。

ゆうめいの代表で作・演出を手掛けるのは池田亮。池田は舞台だけでなく、小説や映画、アニメ、バラエティ、教育番組、教育漫画、YouTuberの脚本・構成作家として、また造形作家としても多才に活躍!!本作品は、いま大注目の池田亮の意欲作となっている。

池田亮本人や彼の実父も出演するという異色の作品。池田亮自身、池田の父、祖父との三者の関係を描き、画家であった祖父の絵画を題材として、リアリティと、フィクション性の両立から、新たな表現を生むことを計画する、これまでに無い演劇のスタイルに挑む!

また、「ウケる」「発想がすごい」と24万人が『いいね』をした、池田亮作成の蛇口をモチーフにした指輪(オリジナル版)も劇場で予約販売するというので、こちらも気になるところ。

混合水栓のクリスタルハンドルの指輪は、
ガチャガチャ化もされるほどの反響を呼んだ

そして、この斬新な試みとなる公演について、池田亮からのコメントも到着。新たな才能が解き放たれた舞台に期待せずにはいられない!!

池田亮からのコメント

池田亮

定年後から亡くなるまでの祖父の雑記を読み、自分が思い描いていた「おじいちゃん像」みたいなものが消え、祖父ではなく一末(祖父の名前)として強く認識するようになっている気がします。

血の繋がりはあれど、やはり理解できないことは多く「家族だから」という理由で起こる錯覚を、父ではなくケンノ介(父の芸名)と何度も見つめ直すようなクリエイション期間でした。

そして家族ではないキャスト・スタッフの皆様と作り上げればあげるほど、実の祖父の絵、実の父との共演よりも「血の繋がりのない他者」との関係を強く意識する作品になったと思います。

神奈川公演はアルテリオ小劇場にて、三重公演は三重県文化会館にて、心よりお待ちしております。

舞台写真も到着!