「200点を目指していきたい!」と意気込み!博多華丸の主演舞台『羽世保スウィングボーイズ』初日合同取材会レポート!!

2022.10.25

2022年10月23日(日)に開幕し、10月28日(金)まで東京・明治座で絶賛上演中の舞台『羽世保スウィングボーイズ』。初日に行われた舞台公開と合同取材会には博多華丸が登壇し、報道陣の質問に答えた。その舞台写真と共に、会見の模様をお届けする。

――「明治座初日の冒険」とおっしゃっていましたが、その冒険を終えられた感想は?
何とか転覆せずに出航できたかなという感じです。去年は博多座、大阪・新歌舞伎座でやらせていただき、1年以上経って最後の最後に明治座です。みんな、なんとなくできるのではないかという空気感が蔓延していたところ、演出のG2さんがピシャッっと「1からやるつもりだから」と。博多座でご覧になった方からするとだいぶ変わっていると思います。役者さんだけでなくてダンサーさんも太鼓の皆さんもいろいろな仕事をされて経験を積んで、さらにパワーアップした集合体になったので、いい作品になったのではと思っています。


――1 年2カ月ぶりの和太鼓とタップダンスの練習の方はいかがでしたか ?
自主トレはやっていたのですが、演奏と一緒にというともう一度やり直しなので。 バンドさんが入ったのが1週間ぐらい前なので、今日の点数は60点ぐらいですかね。意外と自分に厳しいところがあるんです(笑)。伸びしろがあるということで、 この6日間でさらに成長したいと思います。

――自主練はどのようにされていたのですか?
NHKで朝ドラを見ながら、こんなふうに(タップの仕草 をして)していました(笑)。和太鼓はさすがに家にはないので、それ なりに自分でリズムを刻んだりですけど。 そのほか演技もありますのでなにもかもやるのって大変だな、大谷はすごいなと思いますね。

――福岡とはお客さんの反応は違いますか?
たぶん違うと思います。まず博多弁がどこまで通じるか。博多座では ナチュラルな博多弁でやるので、全国の方が聞いたら分からない会話もあると思います。 東京の方にも伝わりやすい博多弁を探り探りやっていますが、東京のお客様もとてもいい雰囲気で、助けていただきました。

――カンパニーのみなさんの雰囲気もすごくいいように感じました、座長としていかがですか?
本当に頼りになります。 タップダンサーの方も去年は台詞が初めてなのでぎごちなかったのですが、稽古するたびに メキメキ 成長して、 ダンスに限らず、 歩いたり普通の立ち姿の稽古なども自主的にやってまとめてくださった。すごくいい仲間に恵まれたなと思います。

――千穐楽に向けての意気込みをお願いします

誠心誠意、この舞台にぶつけたいと思いますので、少しだけ「あさイチ」の方は大吉さんにお任せして私の方は座っているだけという可能性もありますが、その分、明治座に力を注ぎたいと思います(笑)。

――まだご覧になっていないお客様へ、ここをぜひ見てほしいというところがありましたらお願いします!
どれも素敵なシーンだと思いますが、後半のジャズとタップのセッションは毎回素敵だなと思いますね。200点を目指していきたいと思いますので、ご期待ください!