ルーマニアの鬼才、シルヴィウ・プルカレーテ×佐々木蔵之介のタッグが5年ぶりに☆舞台「守銭奴 ザ・マネー・クレイジー」からキャストコメント映像が到着!!

2022.11.10

11月23日(水・祝)に東京芸術劇場 プレイハウスにて開幕する、佐々木蔵之介主演の舞台「守銭奴 ザ・マネー・クレイジー」。本作は、今年生誕400年を迎えるフランスを代表する劇作家、モリエールが生み出した傑作喜劇『守銭奴』を、ルーマニアの鬼才、シルヴィウ・プルカレーテ演出×佐々木蔵之介主演でお届けするこの秋注目の作品。プルカレーテ演出×蔵之介主演は、2018年上演の「リチャード三世」以来、5年ぶりとなるベストマッチの最強タッグだ。

多彩なキャストと才気あふれるスタッフで、新たな「守銭奴」誕生!

演出を手がける鬼才、シルヴィウ・プルカレーテは、人間の醜さ、滑稽さ、欲望までも、はっきりと残酷に、同時に、美しく儚さをもって描き出す演出手腕が、世界中で高い評価を得ている。今年10月には、歌舞伎(四代目鶴屋南北「桜姫東文章」)を大胆に翻案し、スペクタクル化した作品『スカーレット・プリンセス』(出演:ルーマニア国立ラドゥスタンカ劇場)を上演、歌舞伎のセオリーを随所に活かしつつ、愛憎入り混じる熱いエロスと、それを見据える冷徹なまなざしの交錯するダイナミックな演出は、観客の心にマジカルな陶酔感をもたらした。

主人公アルパゴン役を務めるのは佐々木蔵之介。愛しているのは金ばかり、家族よりも何よりも金に執着し、あらゆる金を出し渋る極度の倹約家・アルパゴン――。この金に纏わることならどんな労力も厭わない異常な人物を、情熱と繊細さを併せ持った演技が魅力の佐々木蔵之介がどう体現するのかにも注目したいところ。

他にも、硬軟自在の演技力が魅力でプルカレーテ作品には2度目の出演となる加治将樹、ロンドンで演劇を学び、ミュージカル・舞台を中心に活躍する竹内將人、しなやかで表現力豊かな大西礼芳、若手ながら独特の存在感と演技力をもつ天野はな、といったフレッシュな面々に加え、プルカレーテ作品に出演歴のあるベテラン勢、安定感のある演技力を生かして舞台、映画、TVドラマとジャンルを問わず活躍を続ける長谷川朝晴、ユーモアあふれる柔らかな雰囲気にするどい刃物のような演技力を秘めている阿南健治、変幻自在であらゆる存在になる表現力が魅力の手塚とおるが、加えて、俳優として活躍しつつ、声優や演劇指導も行い、日本演劇界に欠かせない存在の壤晴彦といった、多彩なキャストが顔を揃える。

この秋生まれる新たな「守銭奴」。ぜひ、劇場にてその圧倒的な作品世界を体感してみては?東京公演に続いて、12月から2023年1月にかけては、宮城・大阪・高知でも上演される。

このたび、キャストコメント動画が解禁!!観劇前にこちらもチェック!

佐々木蔵之介【前編】

佐々木蔵之介【後編】

加治将樹

竹内將人

大西礼芳

天野はな

阿南健治

手塚とおる

壤晴彦

<STORY>
ドケチなアルパゴンは、召使をはじめ、息子と娘にまで極度の倹約を強要し、家族の我慢も限界に達している。そんなある日、アルパゴンは再婚したいと申し出る。その相手は、実の息子が恋した相手だった!けちんぼ親父とその息子と娘、それぞれの恋人たちとの七転八倒やり取りの際中で、思いがけない秘密が明らかになる。