大倉孝二とブルー&スカイのユニット「ジョンソン&ジャクソン」4年ぶりの公演、初の下北沢 ザ・スズナリ、『どうやらビターソウル』開幕!!

2022.11.11

撮影:宮本雅通

俳優の大倉孝二、脚本家・演出家ブルー&スカイが共同主宰するユニット「ジョンソン&ジャクソン」。結成の2014年から通算4回目のユニット公演となる今回は、佐藤真弓、ノゾエ征爾、渡辺真起子、というこの上なく力強い俳優陣を迎え、2022年11月9日、ユニットでは初となる下北沢 ザ・スズナリで初日を迎えた。
渡辺真起子扮する一流スターの“ユキコ”が、ある出来事をきっかけに、25年前同じ夢を抱いていたかつての仲間たちに会いにゆくことになるのだが…。
「くだらない、何の役にもたたない芝居作りを澄み切った思いで目指す」と標榜するジョンソン&ジャクソン。150人に満たない間近な空間で、確かな技術を持つ俳優陣が「これでもか」と畳み掛けるくだらなさを、ひたすら浴び、ただただ笑う。

ジョンソン&ジャクソンにしかない不思議な味わいと、くだらなさと、切なさを久々に体感し、その絶妙な空気感に、唯一無二の尊ささえ感じるほどだ。劇場にはただ笑いに来れば良い。観客は贅沢な空間を満喫するだろう。

初日を迎え、ジョンソン&ジャクソン主宰の大倉孝二、ブルー&スカイからメッセージが届いた。

コメント

大倉孝二
いつも通り、たいした事はしてませんが、息抜きにいらして頂けましたらと思います。歳をとっても相変わらずバカなことやってる感じですが、よりそこで味わい深くなっていれば、そう感じて頂ければ幸いです。今回ご参加頂いたキャストの皆さん、こんなに分からないものに本当に一生懸命、真面目に取り組んで下さってるので、皆さんの活躍も見に、是非ザ・スズナリに足を運んで頂けたらと思います。

ブルー&スカイ
何とか無事初日が開き、ここまで楽しい初日が迎えられて本当にありがたいし、良かったです。
今までのJ&Jの中でも、今回は分かりづらいくだらなさを沢山入れてみましたが、客演の皆さんは最後まで、どうしたら面白くなるのか一緒に協力して作って下さいました。
大倉さんと僕が分担して脚本を書くスタイルは変わりませんが、以前は大倉さんから来た部分に僕がちょこちょこ笑いどころを加えたりしていましたが、今回は大倉さんから貰ったものがそのまま面白いなと思ってほとんど手を入れませんでした。脚本作りは2人とも、今までで一番苦しみましたね。

 

舞台写真

撮影:宮本雅通

撮影:宮本雅通

撮影:宮本雅通

撮影:宮本雅通

撮影:宮本雅通