今年も劇団プレステージの夏がやってきました!
エンターテイメント作品として思いっきりお客様に楽しんでいただける作品をメンバー全員で全力で作っています!
今年で結成13年、本公演も13回目を迎える劇団プレステージ。
今作は約3年ぶりに森ハヤシを脚本に迎え、劇団プレステージのメンバーであり、地球ゴージャスプロデュース公演やブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」など舞台経験豊富な風間由次郎が演出を手掛ける。開幕直前、舞台稽古真っ最中のなか、株元英彰、太田将熙、石原壮馬が今作の見どころを教えてくれました。
株元「今回もまた、森ハヤシさんには本当にオモシロい脚本を書いていただきました。演出の(風間)由次郎さんは僕たちのことを誰よりも理解してくれていて、劇団プレステージのパフォーマンス部分をずっと支えてきてくれた人なので、今作をどうオモシロく見せればいいか、僕らをどう動かしたらオモシロく見えるかを十分わかった上で演出してくれています。劇団プレステージの作品は”コメディ“も”芝居“も”パフォーマンス“もふんだんに盛り込まれているのが特長ですが、今回はさらに”殺陣(タテ)“の要素もあって新たな見どころになると思います。僕ら全員でちゃんと先生に稽古してもらったんです」
太田「今回はタイトルにあるように「ディペンデント=依存症」の登場人物たちが主人公です。どういうタイプの依存症なのか気になるでしょ?みなさんが想像する以上にイッちゃってる人ばかりです(笑)。かなりキャラクターが濃いのはプレステージのお約束ですが、どこかしら可愛さもあるし笑えるところもあって、メンバーそれぞれ日々キャラクター作りに一生懸命向き合っているところです」
石原「キャッチコピーにある“ハイスピードアクション依存症コメディ”という表現が本当にピッタリですね。人間誰しも大なり小なり何かに依存している部分はあると思うんです。”依存症“といってもネガティブな部分だけではなく、どうしてそうなってしまったのか、どう絡み合っていくのか、その設定もなかなか興味深い。展開もテンポも早いので、飽きることなくどんどん物語に入っていける構成になっていると思います。メンバーそれぞれが役割を持って活躍しているし、”みんなで作っている”という手ごたえがあります。いつもプレステージを応援して下さる方々にはキャラ設定含め、見どころ満載だと思います。もちろん、舞台を観るのが初めての方でも十分楽しんでもらえる作品になっていますので、構えることなく気楽にご来場いただきたいです」
株元「なかでも今回、(太田)将熙と(石原)壮馬は重要なポジションを担っています。プレステージのメンバーはそれぞれ個々の活動もしているので、ついこの間まで新人と言われていた彼らも、今は5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!R』のユニット「DearDream」としても活躍していますし、たくさんの経験を経てプレステージに帰ってきてくれています。リーダーの今井さんや(猪塚)健太さん、(大村)まなるさんに続いて、彼らもメインキャストを担えるようになってきました。彼らの活躍にも注目して欲しいですね」
石原「僕らの作品を観て、笑って、オモシロかった!と言って頂けるよう、気持ち良くなって帰って頂けるよう今年も頑張ります。舞台を観るのが初めてでも、僕らのことを知らなくても、誰が観ても楽しんでいただける作品です。たくさんの方のご来場をお待ちしています」
太田「依存症というタイトルからはシリアスな感じがするかもしれませんが、それぞれのキャラクターをコミカルに描いています。それくらい夢中になれることがあるわけですし、自分たちもある意味同じ状態だと思います。劇団プレステージを知らない方もまだまだたくさんいらっしゃると思いますが、今作に足を運んでいただいたら、「また絶対観たい!」と思ってくれるはずです。依存症的になってくれたらうれしいです(笑)。ぜひこの機会に劇場にお越しください!お待ちしております!」
株元「メンバーが大道具、小道具含めた裏方スタッフ作業もする、劇団らしい手作り部分はありますが、劇団プレステージはエンターテイメント作品としてお客様に楽しんでもらえる作品を全力で作っています。「ディペンデントデイ~7人の依存症~」は肩の力を抜いて観ていただいて、笑っていただける作品です。僕はこの物語の進行役を担っているので、他のメンバーと少しトーンが違って見えるかもしれませんがそれもどうなることか・・・ぜひ楽しみにしていてくださいね」
取材・文・撮影/ローソンチケット
【あらすじ】
太平洋に浮かぶ島にある依存症更生施設「そえぎの森」。
そこでは、ギャンブル依存症、ゲーム依存症、買い物依存症…様々な依存症の人間が、実社会から隔離されながら、更生を目指して生活している。
しかし…
彼らの施設が、ある日、謎のテロリストによって占拠される。
救助の来ない孤島で、テロリストに立ち向かえるのは、依存症の人々だけ。
この国の未来は、『7人の依存症』に託された…!!