演劇プロジェクト・アメツチ「アメツチ怪談 番町皿屋敷」を10月6日(金)〜10月9日(月)に東京・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールで行うにあたり、9月某日、お菊役を演じる高柳明音、石塚朱莉、和久井優らが安全祈願を行った。
今作は「怖くない怪談」と謳っている通り、従来の死者の怨念や呪いといった話が中心ではなく、そこに至る人間関係を中心に描いた悲恋ものとなっている。
怖さを売りにはしていないが元の題材は怪談ということで成功祈願と共に、お菊役を演じる高柳明音、石塚朱莉、和久井優と演出の山田英真が代表でお祓いを行った。
まだ稽古に入る前段階で石塚は「怖くない怖くないと言われているがまだ信じてない」と言って周囲を笑わせたが、「炎で浄化されたので信じて挑んでみる」と決意を見せた。和久井は「怖いって印象があると思うんですが台本を読むと怖いだけではないと感じた」と話すと、高柳が「お祓いをしたので安心して来てほしい」と伝えた。
▼出演者コメント動画はコチラ▼
本作は明治時代の小説家・劇作家である岡本綺堂の「番町皿屋敷」をベースに、人間のすれ違いや悲哀などが生む悲恋を描いた物語となる。高柳明音、小林愛香、石塚朱莉、佐藤日向、和久井優がお菊を演じ、相手役の青山播磨を阿部快征、橋本全一、市川太一が演じる。堀江一眞、野津山幸宏、和泉風花、島田愛野らも加えた12名が出演。全7公演4役全てを違う組み合わせ、アフタートークで行う。毎日変わる衣裳も見所だ。