柳家喬太郎と千葉雅子による二人会シリーズの第4回目、「きょんとちば Vol.4-マイノリ60sへの道-」上演決定!

2023.10.08

落語界屈指の人気を誇る実力派・柳家喬太郎と女優・劇作家・演出家として活躍中の千葉雅子による二人会「きょんとちば」シリーズの第4回目。2011年に千葉が喬太郎に描き下ろした新作落語『マイノリ』。来年2024年秋、『マイノリ60s』と題し、『マイノリ』のその後を新作落語として上演の予定です。

「年齢が重なると、オセロの駒がひっくり返るように、物事の感じ方が変わるのを経験してきました。嫌いが好きになったり、善が悪に見えたりです。でも、60歳になって、何事も面白くて定まらないものなのだ、と大らかな無常を感じています。だから今『マイノリ』を、60歳の目線で、永遠と思えた青春や純粋さを捉え直して書いてみたいと思っています」という千葉の熱い思いを来年に繋ぐために、今回は「マイノリ60sに続く道」という会を企画いたしました。

今年還暦を迎える喬太郎へのリクエストは、「60代になった喬太郎師匠による、青春や純粋さや恋などが題材となった噺」です。喬太郎が持ちネタからどんな演目を選ぶのか、ご期待ください!また、路上パフォーマンスをしている喬太郎師匠の昔の写真をモチーフにした短編芝居を、千葉と猫のホテルのメンバーである佐藤真弓、村上航が朗読劇として演じます。まさに落語家と演劇人とのコラボレーションです。お楽しみください!

 

プロフィール

柳家喬太郎(やなぎや きょうたろう)
1963年生まれ、東京都出身。日本大学在学中から落語研究会で頭角を現す。卒業後に入社した大手書店を辞め、‘89年に柳家さん喬に入門。93年に二つ目、2000年に真打へ昇進。

千葉雅子(ちばまさこ)
1962年生まれ、東京都出身。國學院大学演劇研究会を経て劇団「猫のホテル」を結成し、作・演出、出演も務める。演劇、テレビなどへの脚本提供も数多い。また、女優としても幅広く活動中。