★絶賛上演中★船越英一郎主演舞台「赤ひげ」初日開幕コメント&舞台写真を公開!

2023.11.01

10月28日(土)、東京・明治座にて船越英一郎の主演舞台「赤ひげ」が開幕した。山本周五郎の傑作小説「赤ひげ診療譚」を舞台化した本作。開幕初日の公演後、船越英一郎のほか、新木宏典、崎山つばさ、猪野広樹・高橋健介(Wキャスト)、山村紅葉らが喜びのコメントを残した。

開幕初日・出演者コメント紹介!

船越英一郎 コメント

今日は本当に足をお運びいただいてありがとうございます。感激でございます。わたくしごとではございますが、今日が初舞台でございまして、初舞台の初日にあんなにお客様たちから大きな暖かい拍手とスタンディングオベーションまでいただいて、カーテンコールもダブルまでは練習したんですけど今日あんなに何度も幕が開いて感激いたしました。ほんとに今日は良いお客様に恵まれて我々も気持ちよく舞台を務めさせていただくことができたと思います。まだまだ楽日までこのメンバーで頑張っていきたいと思います。
今日一番嬉しかったのは、ご覧になった皆様から出演者全員一人一人が印象に残ったって言っていただいたのが一番僕は嬉しかったです。一か月半ほんとに大変な稽古だったと思う人?(全員挙手)全員ですよ。ほんとに大変な稽古をみんなで乗りきりました。またアフターコロナという中で結構みんないろんなことを律しながら協力しあって初日を迎えることができました。そして、これは何と言っても医療ドラマですからね。我々が何か皆様の身体を治すわけにはいきませんけれども、ちょっとでもご覧になった方たちの心に何かあったかい種みたいなものを我々が植えつけられたらというのを、最後まで目標に向けて努めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

新木宏典 コメント

保本登役の新木宏典です。本日はありがとうございました。一か月半しっかり稽古してやっとこの作品の産声があがったようなそんな初日を迎えることができ感謝しております。作品自体が医療ドラマなので命というものがどうしてもテーマに入ってくる作品だからこそ重くなってしまうのかなというところで、ずっしりとした空気のまま幕を終えるのかと思っていると、こんなにも暖かい拍手を作品を終えた後にいただけたことで、この作品は皆さんにとっても必要なものだったんだなということが拍手をいただきながら感じることができました。今日いただいた、この作品が終わった後のあの空気感というものを全公演いつ観に来ていただいてもお届けできるように最後まで精一杯努めてまいりたいと思います。本日はありがとうございました。

崎山つばさ コメント

津川玄三を演じさせていただきました崎山つばさです。稽古場から船越さんと紅葉さんがいてほんとに何かサスペンス的な事件が起こるかと思ったんですけど、何事もなく無事にこうして初日を迎えることができて本当に嬉しく思います。
個人的な事件としては船越さんに美味しいものをたくさん食べさせていただいたことと、紅葉さんのことをもみちゃんと呼べるようになったことが、これが個人的に一番事件だと思っています(笑)。このカンパニーの力や座長の船越さんの温かさについて行って最後まで怪我なく終われるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。

猪野広樹 コメント

森半太夫を演じました猪野広樹です。本日はお越しいただきありがとうございました。
初日が無事に終わりまして、本当に大変な一か月半の稽古だったんですけど、最後お客様の顔を見た時にやってよかったなと思いましたし、緞帳が下りた時にしばらくキャストが舞台の中に残ってたんですけど、その中で船越さんが「一生忘れられない日になりました」ということをおっしゃってくださったのがすごく嬉しくて、このカンパニーにいれることができて、そして赤ひげをやることができて本当に幸せだなと思いました。最後までダブルキャストではありましたけど、全員で乗り越えられるよう頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。

高橋健介(※森半太夫Wキャスト) コメント

改めてありがとうございました。高橋健介です。
僕は今日は立っていないので一観劇者として観させてもらったんですけど、やっぱり船越さんの初舞台の初日に一緒に立てなかったっていうのはですね、すごい広樹くんに嫉妬をしてるわけではありますけれども、逆に共演者の皆さんはお客さんの顔をいっぱい見ていたと思うんですけど、僕は袖から見た満面の笑みの船越さんの顔が正直本当に忘れられなくて、あれだけいっぱい稽古して最後は緞帳が下りてくるんで一歩下がってくださいって全員ね、子供たちも全員「はい!」って言ってたんですけど、船越さんだけは気持ちが行き過ぎて誰よりも前に船越さんが出られていて、ほんとにそれほどのすごい光景だったし、すごい素敵な場だったんだなと思うので、僕は明後日、10月30(月)から初日になりますけども今日よりもさらに良いものを作れるように千穐楽まで頑張っていきたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。

菅井友香 コメント

お杉役を演じさせていただいております菅井友香と申します。今日は本当にありがとうございました。私にとっては本当に初めてづくしで本当に目まぐるしい日々のお稽古だったんですけれど、今日は船越さんに何度も「頑張ろう」って肩を叩いて言っていただいて、他の皆様にもたくさんたくさん声をかけていただいてなんとか今日走りきることができました。日々この赤ひげという作品に私自身も生きる力をいいただいているなと思っております。そしてたくさんの奇跡の連続で今日があるんだなというふうに改めて感じることができました。偉大な先輩方とともに私も精一杯食らいついて頑張って参りますので、最後までよろしくお願いいたします。

山村紅葉 コメント

今日はお集まりいただき本当にありがとうございます。すごい大きな拍手とスタンディングオベーションをいただいて本当に感無量でございます。お稽古中は長いな、一か月半もやるのかと思ってちょっとどうなるんだろう、やめとこうかなと思ったんですが(笑)。でも、もう長年船越さんとはお世話になっている仲なので、やっぱりお稽古場ではほんとに船越さんがみんなにも私にも気を遣ってくださって美味しい食べ物だけじゃなく声もかけていただいて本当に温かいお稽古場だったと思います。それが多分作品にも出たのかなとも思いますし、作品のテーマは病と貧困ということで重いですけど、今にも通じることだと思うので色々考えさせられました。本当に大きな拍手と皆さんにお集まりいただいたことで本当にやってよかったな、これからも千穐楽までとても楽しみだなとすごく今嬉しい気持ちでいます。ありがとうございました。

また、公演後に開かれた合同会見で船越は、「この舞台は、時代劇、江戸時代のお話ではなく、僕たちは現代のお話だと思って取り組んでおります。今日のお客様の素晴らしいお顔を拝見すると一人でも多くの方にこの舞台を観ていただいて、そして少しでも皆さんがなかなかこの大変な3年間を乗り越えて、そしてこのアフターコロナをどうやって生きていこうか。そんなヒントがこの舞台にはものすごく埋まってると思いますので、それを見つけに是非この劇場に足を運んでいただければなと思っております。頑張りましょう!」と意気込みを語った。その言葉に他の共演者たちからも、「はい!」と元気な声が返ってきた。

本公演は、11月12日(日)までの東京・明治座公演を終えると、12月14日(木)~12月16日(土)まで大阪・新歌舞伎座にて巡演される。チケットは好評販売中!詳細は下記概要欄内、「チケット情報はこちら」よりご確認ください。

舞台写真

左から)新木宏典、猪野広樹、船越英一郎、崎山つばさ