2024年1月上演・詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~と同時期開催決定!企画展『よそほひの源氏物語』

2023.11.14

本物の装束を纏った「源氏物語」の世界観、劇中の余韻に浸れる展示が満載!

2024年1月3日(水)~7日(日)、東京・東京国際フォーラム ホールD7にて上演される、J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~。このたび、その本公演と同時期(2024年1月)に源氏物語の世界をビジュアルに再現する、企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~を開催することが発表された。
本物の装束(※)を纏う「伝統と革新」の舞台公演プログラムと、源氏物語の展示を同時に味わえる企画となっている。

源氏物語は千年にわたり多くの人に愛読されてきた。物語の中で表現されている平安貴族たちが身に着ける装束は、季節や心情を反映するため、和歌とともに源氏物語の根幹を形成するアイテムとなっている。今回の企画展は、特に装束の描写が際立つシーンを抽出。舞台公演とリンクした場面設定を行うことで、双方を補完しあう企画展として構成。詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~の公演チケット(半券可)があると入場が無料となる。

※「本物の装束」とは、資料に基づき研究のために再現された衣服の意

【1/4スケール寝殿展示】

『源氏物語』に登場する光源氏の邸宅・六條院を舞台とした、1/4サイズで再現した寝殿模型を用いて、立体的な形で物語の場面を再現。1/4というサイズは、縮小と忠実な再現が可能なギリギリの縮小サイズだ。寝殿の形は勿論、登場人物が着用している装束やその文様に至るまで、すべて等身大のものを忠実に1/4サイズで再現されている。等身大ではスペースの関係上限られたものしか御覧いただけないところを、1/4サイズでならより多く、より俯瞰的に見ることが可能。絵巻では平面でしか見ることのできない平安時代の貴族文化を、360度から、よりわかりやすく知ることができる展示となっている。

紫の上の法華経千部供養(源氏物語「御法」より)
歳暮の衣配り(源氏物語「玉鬘」より)

【等身大展示】

『源氏物語』に描かれる平安時代の貴族男性や貴族女性の装束を、等身大で展示。貴族男性の勤務服である束帯や日常着であった直衣、平安時代を代表する十二単の変遷を展示することで、平安王朝文化をより間近で御覧いただける。

・直衣の裏色 二藍の様々

・袍の色

・束帯の構成

・十二単の変遷

企画展 詳細

企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし』

開催期間:2024年1月3日(水)~7日(日)
開催時間:10:00~17:30(最終入場17:00)※最終日は16:00まで(最終入場15:30/終了16:00)
会  場:東京・東京国際フォーラム ホールD5

【企画展情報サイト】https://www.izutsutenji.com/

舞台公演 詳細

J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ 詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~

本作品は、源氏物語の中で詠まれた和歌を、舞や歌、語りで聴かせ、光源氏と心を通わせた女たちの姿を描く詩楽絵巻として構成。和歌の朗読、二十五絃箏・胡弓、篳篥・笙などの和楽器演奏、日本舞踊などにより、女たちの思い、愛や苦悩を描き出す。
出演者は、光源氏役に元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずる。最愛の女性、紫の上役に「乃木坂46」第一期生で、卒業後も幅広く活躍する井上小百合。また、日野真一郎(LE VELVETS)が夕霧の役で脇を固める。演出・振付は、新作歌舞伎『刀剣乱舞』の演出など様々なジャンルで活躍する日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞が務める。
豪華絢爛な平安装束と「源氏物語」の世界観が一体となった本作品に是非ご期待あれ!

<公演概要>

演出・振付:
尾上菊之丞

脚本:
戸部和久

出演:
紅ゆずる・井上小百合・日野真一郎/
花柳喜衛文華・藤間京之助・羽鳥以知子/
尾上菊之丞

公演期間:2024年1月3日(水)~7日(日)
会  場:東京・東京国際フォーラム ホールD7

【公演&チケット詳細】https://l-tike.com/play/mevent/?mid=702391

【公演公式サイト】https://www.iz2tokyo-genji.com/