花總まり×谷原章介共演!舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』メインビジュアル&全キャスト・公演詳細が初解禁!!

2023.12.13

奇妙な銀行強盗に“魂の51%”を奪われた13人の被害者たち
彼等の身に起こる不思議な事件とある夫婦の愛と奇跡を描いた感動のファンタジー世界初上演!!

2024年4月1日(月)より東京・日本青年館ホールで上演される、舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』。
この度、4色のメインビジュアルと追加キャスト、さらに謎につつまれてきた公演詳細が解禁となった。


2010年(日本では2013年)に出版されるやかつて無い独創的な世界観が大きな話題となったカナダの小説「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」。一見、突飛に思える“妻が縮む”や“夫が雪だるまになる”“老いた母が98人に分裂する”などのファンタスティックな設定が、現実社会の様々な事象のメタファ(暗喩)となっており、読み解こうとすればする程さまざまな解釈が飛び交っていた。
そんな“舞台化不可能”とも言えるファンタジー小説を、演劇界の名匠G2が10年の構想を経て世界初の舞台化。主演は「エリザベート」「マリー・アントワネット」などでタイトルロールを務めた日本のミュージカル界のトップ・花總まりと俳優のみならず司会としても絶大な支持を得る谷原章介。初共演となる“美しい夫婦”二人が日常のすれ違いやもどかしさ、そして「事件」から起きる夫婦関係の変化を丁寧に紡ぎ出す。更に、花總まりは物語の中で歌唱も。演技力を高く評価されている女優としての歌の表現にも要注目の本作。このたび、花總まり・谷原章介の美しい夫婦のメインビジュアルが完成。今回は背景違いで4種類のチラシを作成。しかも色だけではなくそれぞれのチラシに”ある違い”が隠されているという。

追加キャスト情報も解禁に!

また、メインビジュアルと共に、追加キャストも解禁となった。映画『今日から俺は!!』や連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演し、現在放送中のドラマ「日本統一関東編」へ出演中の実力派俳優・平埜生成、ドラマ「君はペット」や、「雪女と蟹を食う」、「明日、私は誰かのカノジョ」、などの作品に出演し、2022年には主演映画『天上の花』も公開された入山法子、舞台『ピサロ』、『レイディマクベス』等様々な舞台に登壇し、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」やドラマ「ONEDAY~聖夜のから騒ぎ~」にも出演中の栗原英雄など豪華キャストが集結する。

本公演は、4月14日(日)までの東京公演の後、4月20日(土)~21日(日)に大阪、4月26日(金)~28日(日)には名古屋でも巡演される。大阪・名古屋公演のチケット情報は、決まり次第ローチケ(webサイト)内でお知らせ致します。東京公演の詳細は、下記公演概要欄内「チケット情報はこちら」よりご確認ください。

STORY

その日その銀行には、13人の人々がいた。
突如現れた紫色の帽子を被った風変わりな強盗(平埜生成)は天井に向けて一発の銃弾を放つと、こう言った。
「今持っている物の中で最も思い入れのある物を差し出せ」
先頭に立っていた男が100ドル札を出すと、強盗はそれを破らせ再び口を開いた。
「言葉の意味をよく考えろ。最も大切な物を差し出すんだ」
13人それぞれが思い出の品を渡すと、強盗はこう告げ、姿を消した。
「私はあなた達の魂の51%を手にした。それによりあなた達の身に奇妙な出来事が起きる。自ら魂の51%を回復しない限り、命を落とすことになるだろう」
かくして13人の被害者達に信じられないような出来事が起きる。
デイビッドの年老いた母親は98人に分裂し、ドーン(入山法子)は足首に彫ったライオンのタトゥーが体から抜け出し、24時間追い回されるハメに遭い、ジェニファーは自宅の居間で神と遭遇した…。
自らも被害にあった刑事(栗原英雄)は被害者達を集めるが、解決の糸口は見つからず、新たな“不思議”が起き続ける。
目に見えた被害に見舞われていなかったステイシー(花總まり)だったが、ある晩、自分が少しずつ縮み始めていることに気づく。夫(谷原章介)は気のせいだと笑うが、縮んでいくペースを計算し、彼女は知る。
八日後には自分が消えてしまうことを−−。
縮みゆく妻、彼女を救おうとする夫、すれ違いの続いていた夫婦関係に変化が訪れ、やがて奇跡が訪れる−−−−。