明治座創業150周年ファイナル公演『メイジ・ザ・キャッツアイ』製作発表の様子をお届け!

2023.12.22

創業150周年を迎えた東京・明治座。
アニバーサリーイヤーのファイナル公演として、2024年2月6日(火)~3月3日(日)に『メイジ・ザ・キャッツアイ』が上演される。

明治座が創業された明治時代を舞台に、怪盗キャッツアイが鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーとなっている。脚本はかもめんたるの岩崎う大、演出・共同脚本を河原雅彦が手がける。主人公の三姉妹は、次女・来生瞳役を藤原紀香、長女・来生泪役を高島礼子、三女・来生愛役を剛力彩芽。また、舞台オリジナルキャラクターで三姉妹の営む喫茶店に現れる車椅子の少女を新谷姫加、その執事を美弥るりか、来生瞳の恋人でキャッツアイを追う警察官・内海俊夫役を染谷俊之、内海の後輩刑事・平野猛役を上山竜治、三姉妹の父親ミケール・ハインツ役を長谷川初範が演じる。

上演に向けて開催された製作発表会見の様子を一部お届け!

岩崎 このお話をいただいた時は「ついにここまで来たか」と思いました。明治時代と『CAT‘S♥EYE』のマリアージュの中に、自分の中で「これは良い閃きだ」と思う部分がいくつもできたので、それを皆さんに表現していただけたらと思っています。

河原 「明治座で明治時代の『CAT‘S♥EYE』をやりたい」とにこやかに言われて、「大変なことになるのがわかっているのかな」と思いました。稽古はこれからですが、音楽や振り付け、衣装、美術などの打ち合わせは始まっています。歌、泥棒が空に飛んでいくなど要素が盛りだくさんのエンターテインメントをカンパニーみんなで形にできたら、明治座150周年のラストにふさわしいものになると思っています。

藤原 お話をいただいた時、大好きな作品に人生で2回もご縁がある幸せを噛み締めました。明治時代の『CAT‘S♥EYE』ということで、「これは面白くなる」と思いました。台本を開くと、明治座さんならではの特殊な機構を活かして絢爛豪華で華やかな世界が描かれている。お客様も明治時代にトリップできると思います。北条先生の原作へのリスペクトを持ちながらこの素敵なメンバーと一緒に突き進んでいきたいです。

剛力 私は初舞台が明治座で、緊張しっぱなしでしたがすごく楽しかった思い出があります。そこから舞台が大好きになったので、記念すべき明治座150周年のファイナル公演に立たせていただけるのが嬉しいです。そして、誰もが知る『CAT‘S♥EYE』の愛ちゃん。周りからピッタリだといってもらえるので嬉しく思います。ただ、理系はあまり得意ではないので、頭が良くしっかり者に見えるように頑張りたいです。

染谷 国民的人気作品である『CAT‘S♥EYE』に携われること、素敵なキャストの皆様とご一緒できること、とても嬉しく思います。明治座150周年ファイナルにふさわしい作品にできるよう、全力で頑張っていきたいです。

上山 明治座150周年ファイナルということで、本当に一世一代の大きなお祭りだと思います。どでかい花火を打ち上げたいと思うので、皆様ぜひ劇場に足を運んでください。

長谷川 歌ありショーありの公演ということですが、私は失踪中のお父さん役なので歌ったり踊ったりはしません。岩崎さんの素晴らしい本にたくさんのエンターテインメントが詰まっています。とにかく体調だけは気をつけてダンスを頑張っていきたいと思います。

一同 (笑)。

新谷 こんなに大きな舞台に立つのは初めてで、とても光栄です。皆さんが想像しているよりもいい作品になるよう精一杯頑張ります。

美弥 今回はオリジナルキャラクターということで、謎の人物です。ビジュアル撮影で宝塚卒業以来4年ぶりに燕尾服を着て、男役スイッチが戻ってきました。「何をしても様になる」というキャラクター紹介の通り、精一杯かっこよく演じたいと思っています。

高島 北条先生の作品はテレビドラマの『エンジェルハート』以来で、すごく緊張していますが楽しみ。舞台で初めて共演する皆さんから刺激を受け、負けずに頑張りたいです。冬の寒い時期に足を運んでくださる皆様の心に長く生き続けられる作品になるよう、精一杯頑張りたいと思います。

――先ほど河原さんから「泥棒が空を飛ぶ」という話がありましたが、どなたが飛ぶんでしょうか

藤原 瞳が飛んでいました。絵画を取り戻す過程で飛ぶんじゃないかと思います。人生初なのでドキドキしますが、楽しみたいと思っています。

――三姉妹の皆さんに、お互いの印象をお伺いしたいです

藤原 礼子姉さんはいつも朗らかでお綺麗。本当に大好きなので、一緒にお芝居をするのをとても楽しみにしています。彩芽ちゃんは初めて会った時からすぐに打ち解けてくれました。可愛い彩芽ちゃんと素敵な姉さんと三姉妹になれるのが楽しみです。

剛力 紀香さんは初めてお会いした時からすごく優しくて温かいです。礼子さんは私が20歳くらいの時に映画でご一緒させていただいた時に「こんな格好良い女性になりたい」と感じました。優しいお姉さん二人について行こうと決めました。

高島 当時の彩芽ちゃんは共演者にもスタッフにも気を遣ってくれて、20歳とは思えないくらいしっかり主演を務めていた記憶があります。紀香ちゃんは色々なことに一生懸命でこちらのモチベーションも上げてくれるので、お芝居でもたくさん刺激をもらえるんだろうなと楽しみにしています。

――最後に、楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします

藤原 明治時代ということで、華やかで豪華絢爛な世界が広がっています。非日常に誘えるよう懸命に稽古しますので、ぜひ明治座に見にいらしてください。

剛力 今日初めてキャストの皆さんと勢揃いしましたが、この数十分でこれは間違いなく楽しいものになると思いました。良いものをお届けできるように頑張りますので、ぜひ足を運んでください。

高島 明治座創業150周年ファイナル公演にふさわしい作品になるよう、全員で力を合わせて一生懸命頑張りますので、たくさんの方に足を運んでいただきたいです。

チケットに関する詳細は、ローチケ(webサイト)内でご確認ください。