昨年秋に発表されて大きな話題を呼んだ、演劇ユニット「地球ゴージャス」結成30周年公演。4月28日(日)から東京・明治座にて、5月31日(金)から大阪・SkyシアターMBSにて上演される、Daiwa House Special 地球ゴージャス三十周年記念公演『儚き光のラプソディ』。先週末から始まった東京公演のチケット発売(大阪公演は3月発売予定)に先駆け公演された新ビジュアルとスポット映像をご紹介!
1994年に岸谷五朗と寺脇康文により結成された演劇ユニット「地球ゴージャス」。「地球の人々の気持ちを豊かに、ゴージャスにする」ことを目指し、一糸乱れぬ群舞や圧倒的なコーラスワーク、激しいアクション、時にコミカルに、時にシリアスに、そして何より熱気にあふれた“地球ゴージャス流”エンターテインメントは、作品を発表するたびに大きな話題を集めてきた。
地球ゴージャスのもう一つの魅力、それは“劇団”というスタイルをとらず、岸谷と寺脇以外は毎公演、豪華ゲストとあらゆるジャンルを超えたアーティストを迎えて上演するプロデュース公演であること。岸谷・寺脇が創り上げる作品世界とゲストたちの融合は、ゴージャスらしさはそのままに公演の度に新しい表情を魅せ、これまでに累計動員数105万人を超える多くの人々に愛されてきた。
そして、岸谷・寺脇が“まだまだこれからも、大それた「夢」への追求は続く”と語る結成30周年を迎える2024年は、2018年の『ZEROTOPIA』から実に6年振りの新作となる『儚き光のラプソディ』を上演する。
出演は、地球ゴージャス初参加となる中川大志、岸谷の信頼厚く、10周年、20周年公演に出演し周年公演には欠かせない存在の風間俊介、中川と同じく初参加となる鈴木福。更に、三浦涼介、佐奈宏紀、保坂知寿ら豪華キャストと、もちろん岸谷五朗、寺脇康文ら総勢25名で創り上げるステージに今から期待が高まる。
誰もがここ数年、まるで暗闇の中で出口を探すような不確かな世界を生きてきた。そのような中、今作は人々の足元を照らす一筋の光となるようにとの願いのもとに生まれたという。タイトルにある「儚き光」とは物語の登場人物にとってはもちろん、全ての人々の中にある’希望’を意味している。その儚くも力強い’希望’が奏でる物語を通して、皆に優しく温かな時間が届けられることだろう。
あらすじ
「ここはどこだ」
ひとり、またひとりと謎の白い部屋に集まる人たち
共通することはただ一つ、
それぞれの「逃げたい」という強い感情が溢れそうになった瞬間に
目の前に現れたという「扉」。
その扉を開くと、この部屋が現れたという。
「ここはどこだ」
集まったのは7人の男女。
孤児院で育ったという青年‥ 謎のジョッキー‥ 軍服を身に纏った男‥
ホテル支配人に、ひまわり畑から来たという二人の男 そして老婆‥
生きていた場所も時代も様々である。
部屋の中で繰り広げられる会話により、互いの関係が微妙に、でも確実に変化する。
何故この人と 何故この部屋で 何故この時に
私たちは出逢ったのか