小栗基裕(s**t kingz)・坂ノ上茜 ×主宰・海路 劇団papercraft 新作公演 「空夢」情報解禁!

2024.02.05

★今勢いに乗る劇団papercraftの新作!
昨年浅草九劇にて上演された第8回公演『檸檬』が、第29回劇作家協会新人戯曲賞を受賞し、今後の活躍が期待される24歳の脚本家・演出家の海路(みろ)が主宰を務める、劇団papercraft。受賞後初の新作本公演『空夢』を、2024年4月26日(金)~5月6日(月・祝)にすみだパークシアター倉にて上演することが決定した。
これまでも「ものを捨て続けてしまう病」や「桃から生まれた人間は強制的に戦地へ送られてしまう国」、「存在意義を失うと人間はムシになってしまう世界」「私一人の概念が、ある日突然二人になった女」など、独特な世界観の中でリアルな人間模様を描き続けてきた海路。
新作『空夢』は、「同級生の街」を舞台に、街の同級生が一人多かったことに気づいたところから、徐々に様子がおかしくなっていく男女と、その街を描いた作品となっている。劇団「青年団」の平田オリザが絶賛した“圧倒的フィクションの世界を、リアルで細やかな台詞で紡いでいく”世界観が、実力派キャスト7名と海路の演出でどのように描き出されていくのか、注目の一つである。

 

★キャストには小栗基裕(s**t kingz)・坂ノ上茜がW主演、常連組が脇を固める
今回のキャストには、世界的ダンスパフォーマンスグループs**t kingz(シットキングス)のメンバーで、瀬戸山美咲演出の舞台『ある都市の死』、映画『孤狼の血 LEVEL2』、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演するなど、俳優としても活動の幅を広げている小栗基裕と、ドラマ『チア☆ダン』『監察医 朝顔』、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』など女優としてはもちろん、『王様のブランチ』レポーターや『町中華で飲ろうぜ』などバラエティ番組での活躍もめざましい坂ノ上茜が、W主演を務める。

そして、劇団papercraft 第7回公演『世界が朝を知ろうとも』以来2度目の出演となる劇団4ドル50セントの前田悠雅、 ダンサー・振付家として活躍する傍ら、最近ではKAATプロデュース『ジャズ大名』や第66回岸田國士戯曲賞を受賞した範宙遊泳『バナナの花は食べられる』など話題作への出演が続く入手杏奈、劇団papercraft第9回公演「人二人」に続き番外公演『ミタココロ』にも出演した朝田淳弥、『椅子に恋した娘』『Momotaro』『ミタココロ』に続き劇団papercraft4度目の出演の佐々木修二、そして音楽劇『浅草キッド』などに出演した猫のホテルの村上航が名を連ねる。

 

★小栗基裕コメント
今回初めて劇団papercraftに参加させていただきます。
海路さんが創り出す、不思議だけど、どこかリアルさがあって、心がヒリヒリする、
そんな世界の一員になれる事にとてもワクワクしております。
記憶というのはなんとも不確かなもので、自分の無意識の願望や偏見でそれを簡単に歪めてしまう。それを分かっていながらも人は記憶にすがり盲信してしまう。
そんな人間の矛盾や弱さと向き合い、全力で表現して行けたらと思っております。

★坂ノ上茜コメント
あらすじを読ませていただいた時に、劇団papercraftの不条理なことを日常のリアルな会話に落とし込む作風が面白そうだなとワクワクしました。
また、同世代の海路さんと作品作りできるのが楽しみですし、ストレートプレイ作品への出演は初めてなので、とても挑戦的な日々になりそうだなと今から意気込んでいます。
小栗さんや他キャストの方々とどんな化学反応が起こるのか、楽しみにしていただけると嬉しいです。 ぜひ観に来てください!

★海路コメント
空夢って言葉を知ってから、この作品を書きたくなりました。辞書で引くと「見もしないのに、見たようにこしらえて語る夢」だ、そうです。
物語を考えてるうちに、創作活動自体がまさに空夢じゃん、なんて発見をしたりなんかもしてます、今。
ひとまず劇場に、そんな空夢を観にきて頂けたら幸いです。頑張りますので。