劇団☆新感線最新作で生田斗真が美しさを武器に天下取りをもくろむ壮大なピカレスクに挑む!妖艶なビジュアルが解禁!!
先般上演決定をご案内いたしました2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』につきまして、公演ビジュアルが完成いたしました。
劇団☆新感線44周年興行は、ダークスペクタクル!
劇団☆新感線の最新作いのうえ歌舞伎『バサラオ』は、「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、そんな男の参謀としてバディとなる元・幕府の密偵の男、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。コロナ禍以降、意識的に明るい作品を上演してきた新感線が、久しぶりに楽しいばかりではない、今までとはひと味違ったダークなトーンの作品を上演します。とはいえど、そこは新感線。物語はキッチリ展開しつつ、ショーの要素もふんだんに、歌って・踊ってガッツリショーアップしたエンターテインメントをご覧に入れます!
生田斗真生誕39年のサンキュー公演に盟友・中村倫也が参戦!さらに西野七瀬、りょうと新感線おなじみのメンバーと、劇団からは古田新太、粟根まことらが大暴走!? “バサラ”を彷彿とさせる色鮮やかな公演ビジュアルが完成!
主演を務めるのは、17歳で新感線に初めて参加し、今作で5作目、生誕39年を記念したサンキュー公演となる生田斗真。そして、16年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来、生田と友情を築いてきた中村倫也が、生田とバディを組みます。プライベートでも親交が深い二人の息の合った競演にご期待ください。更に、新感線には2度目の参加となる西野七瀬、同じく新感線には3度目の出演となるりょうが、本作で果敢にアクションに挑み、生田と中村がかねてから劇団公演での共演を切望していた看板俳優・ 古田新太、そしてもちろん粟根まことをはじめとする、平均年齢50代の劇団員も豪華ゲストを迎え撃ちます。豪華ゲストと劇団員たちが、歌って・踊ってアクションをぶちかます!
そしてこの度、派手好きで華やかな独特の美学を持つ“バサラ”を彷彿とさせる色鮮やかな公演ビジュアルが完成いたしました!本作のキーモチーフでもある桜が乱れ散る中、登場人物それぞれの思惑が交差する様を美しくかつダークに描き出しています。新感線が創り出すピカレスクロマンにどうぞご期待ください!
[ものがたり]
「俺は好きなように生きる。この〝顔〟を使って」
幕府と帝が相争う、混乱そして裏切りの時代。 島国「ヒノモト」に生きる男が二人。
幕府の密偵を足抜けし、逃亡していたカイリ(中村倫也)は、〝狂い桜〟の下、麗しき顔で女たちを従えたヒュウガ(生田斗真)が催す〝バサラ〟の宴に出くわす。
そこにやってくる幕府の役人たち。ヒュウガに惹かれ家を出た女たちを連れ戻そうとするが、女たちは嬉々として役人に斬りかかり、散っていく。それを平然と眺めるヒュウガ。
「俺のために死ぬのは最高の至福。それを邪魔する幕府はつぶせばいい」。
その言葉に驚き、惹きつけられたカイリはヒュウガの軍師になることを決意。二人は咲き乱れる〝狂い桜〟の下で手を結ぶ。
一方、鎌倉では執権・キタタカ(粟根まこと)に、女大名・サキド(りょう)がヒュウガの成敗を申し出ていた。京都守護への道中、サキドはヒュウガを斬ろうとするが、彼の瞳に魅了されて隙を見せてしまう。そして流刑のゴノミカド(古田新太)の首を取るともちかけられ、京でミカドの首を待つと告げる。
流刑の地・沖の島にゴノミカドを訪ねるヒュウガ。ミカドを手中に収めようとした刹那、ゴノミカドの守護役・戦女のアキノ(西野七瀬)がヒュウガに矢を放つ。だが、ゴノミカドもヒュウガの瞳に魅惑され、再び倒幕の御印となることを決意。京の都に向けて進撃を開始する。
新たに始まるゴノミカドの政。その陰で蠢くそれぞれの思惑、謀りの連鎖。
「バサラの宴は続く。この俺の光がある限り」
眩しい光に飲み込まれ、美の輪廻に堕ちた者の群れ。たどり着くのは地獄か、それとも極楽か?
〝バサラ〟の宴が今、幕を開ける――。