秋元 康プロデュース 劇団4ドル50セント 第2回本公演「ピエロになりたい」 湯川玲菜&仲美海 インタビュー

劇団4ドル50セント 第2回本公演がまもなく開幕。オーディションの末、主要キャストの座をつかんだ2人のスペシャルインタビューをお届け!

 

――今回も各劇団員それぞれが動画を公開してのオーディションでしたね。

「前回と違って、ダンスと歌は決められた回数しか撮れなかったんです。みんなを観ながら順番を待っていたので、焦りと緊張がすごくて」

湯川
「私は週末定期公演をやったことで、少し心構えが変わったんです。成長した部分を見せたい、と思いながらやりました」

 

――主演に選ばれたときどんな気持ちでした?

「前回はメインにも選ばれていないのに、急に主演で……怖かったです」

湯川
「私もめちゃくちゃ不安でした。でも今までやってきたことを考えて、気持ちを切り替えました」

「電話したんだよね、決まってからすぐ。最初は2人とも、ヤバいね……と無言も続いて。だけど玲菜ちゃんが「やってやろうよ!」って言ってくれて。それで気持ちを切り替えられました」

――自分では主演に選ばれた理由は何だと思いますか?

「丸尾(丸一郎)さんに、「演技にセクシーさも感じた」と言っていただいたんです。それで、大人っぽくなったのかな?って(笑)。なので、理由があるとしたら演技だと思います」

湯川
「“ 殻を破れ!”という挑戦の場を与えてくれたんだと考えています。どうすれば殻を破れるのか、まだわからないんですけど、とにかくやらないと!と思います」

 

――ダブルキャストという部分はいかがですか?

「けっこう仲が良いので、演出家さんの言葉とかお互いに気づいたところとか、メモを取って一緒に消化したりしています」

湯川「演技のタイプも違うからね、私たち。今までも、ほかのメンバーとはあまり演技の話はしないけど、美海ちゃんとはするかも」

「だから、「同じ役でも全然違うものにしよう」という話はよくしています。オフも一緒にいることが多いんですよ。大盛りの油そばを一緒に食べに行ったりね(笑)」

 

――今回のストーリーについての印象はいかがですか?

「私、怖いピエロの話がすごく好きで(笑)。だから、楽しみです。ポーカーという役は無表情ですが、「何も思っていない」のと無表情は別じゃないですか。そこを深めて、面白いものにできたらな」

湯川「舞台がピエロの養成学校と聞いて、わくわくしています。この話が決まる前、上野公園でたまたま大道芸の方を見てスゴイ!って感動したんです。そしたらこの話だったので……「あれを出来るのか!?」って(笑)」

――大道芸の練習もされているんですよね。

湯川「ジャグリングとかカスケードとか。でも、お手玉しそうになっちゃう(笑)」

「私は割とすぐにできました。なんでも、器用貧乏なんです(笑)」

湯川「私は苦手……。練習2日目くらいに闇期を迎えました(笑)。今は、少し出来るようになりましたが、もっともっと頑張らないと」

 

――最後に主演として意気込みをどうぞ!

「今までは人に道を譲ってしまうタイプだったのですが、今回は主演。主演として胸を張って、みんなでいいものを作っていきたいと思います」

湯川「一生懸命頑張ることが、今の自分に大事だと思っているので、自分の殻を破れるように頑張りたいと思います。ぜひ、観に来てください!」

 

インタビュー/宮崎新之
写真/moco.

 

※構成/月刊ローチケ編集部 11月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります

掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布

 

【プロフィール】
湯川玲菜

■ユカワ レイナ ’01年、鹿児島県出身。ドラマ『星屑リベンジャーズ』(AbemaTV、メ~テレ)などに出演。
Twitter:https://twitter.com/reina_yukawa
Instagram:https://www.instagram.com/reina_yukawa01/

仲美海
■ナカ ミウミ ’01年、福岡県出身。劇団最年少。写真が趣味で劇団員の撮影を引き受けることも。
Twitter:https://mobile.twitter.com/miumi_naka
Instagram:https://www.instagram.com/miumi_naka