2024年7月31日(水)~8月4日(日) 銀座 博品館劇場で上演する、三人芝居「6006(ロクゼロゼロロク)」のキービジュアルを公開いたします。
東映がプロデュースする三人芝居「6006(ロクゼロゼロロク)」。出演は梅津瑞樹、陳内将、赤名竜乃介の三人。舞台上にいるのは三人だけ。ワンシチュエーションの密室会話劇でおおくりする本作は、昭和60年と令和6年に起こる二つの誘拐事件を描いたサスペンス・コメディです。今回解禁となるキービジュアルは、本作の舞台となる昭和60年と令和6年という二つの時代に登場する三人をイメージして、撮影されたビジュアルとなっております。
本作の作・演出は『悪夢のエレベーター』『仮面ライダーリバイス』の木下半太!劇作家として、小説家として、獅子奮迅の活躍を見せ続ける稀代のマルチロールが、絶妙な物語構成と至るところに伏線を張る新作会話劇を書き下ろし、演出します。滑稽なまでの狂気と駆け引きの中、三人の男たちの運命が破滅へと導かれていく。今後のチケット先行情報や本作の詳細は随時、本公演の特設HP(https://toei-stage.jp/6006/)にてお知らせしていきます。東映が仕掛ける少人数演劇企画、そして、出演者・スタッフの新たなる挑戦にご期待ください!
コメント
作・演出:木下半太
久しぶりの三人芝居の会話劇の演出に今から胸が躍ります。しかも大好きな誘拐監禁もの。好きは不謹慎かもしれませんが、タランティーノの世代のど真ん中でして、小洒落てイカれたノワールな世界観に目がないのです。コーエン兄弟にもモロに影響を受けたので、この芝居にも反映されることでしょう。人間の狂気と滑稽さの狭間にある愛しさを描けたらと思っています。そして、演劇だから映えるトリッキーな表現にも挑戦したいなと思っています。前半は昭和の不便な時代の誘拐。犯人は身代金を請求するのにも公衆電話を使い、Googleマップもなく、地図は買わないといけない。後半は令和の便利な時代の誘拐。犯人はスマホを使いSNS、GPS、AIを駆使する。その反面、警察側の捜査のレベルは高く、リスクが跳ね上がる。二つの時代のギャップが上質なコメディになることでしょう。悪戦苦闘の頭脳戦。濃密な会話劇のその先に、現代を生きる人へ向けて「幸せとは何か?」という永遠の問いを投げかけられたらいいなと。とはいえ、決して説教臭くはなりませんので御安心ください。心から楽しめるエンタメに仕上げます。最後にお客様にご忠告を一つ。この二つの誘拐事件には数多くの布石があり、どんでん返しが待っています。つまり、二回以上観ればさらに面白くなるお芝居であります。劇場でしか体験できない時間をぜひ堪能してください。劇場でお待ちしております!
昭和60年と令和6年で起こる二つの誘拐事件
作・演出 木下半太の真骨頂のサスペンス・コメディ
梅津瑞樹、陳内将、赤名竜乃介の三人の俳優が濃厚な会話劇に挑む
昭和60年。一人の男が誘拐される。
犯人は二人。有名人を狙った金目当ての犯行だった。
令和6年。二人の男が誘拐される。
犯人は一人。過去の人質の息子による復讐だった。
時を超え、重なる二つの事件。
同じ場所での密室会話劇。
滑稽なまでの狂気と駆け引きの中、男たちの運命が破滅へと導かれていく。