舞台『裸足で散歩』|東京公演プレビュー公演取材の写真&コメントが到着!

2024.10.10

2022年に全国5カ所にて上演し、大好評を博したニール・サイモン脚本の傑作コメディ『裸足で散歩』が9/27(金)の大阪・サンケイホールブリーゼを皮切りに、銀座・博品館劇場を含めた全国17カ所で11/23(土)香川公演まで巡演される。

東京では10/10(木)曳舟文化センター・10/13(日)タクトホームこもれびGRAFAREホールにてプレビュー公演が、11/8(金)~11/19(火)に博品館劇場にて本公演が上演される。

今回、東京プレビュー公演開幕にあたり、取材会が行われた。
登壇したのは加藤和樹、高田夏帆、福本伸一、松尾貴史、戸田恵子と演出の元吉庸泰。

大阪公演から幕が開け、現在の心境聞かれた元吉は「もうお客様の反応があたたかくて。こんなに笑っていただけるんだ、感じていただけるんだっていう事を改めて感じております。」「今回結構ちょっとテイストを変えているところがあり、色々不安だったのですが、皆さん凄くあたたかい気持ちになったという感想をいただき安堵しております」と素直な気持ちを述べた。
続いて加藤は「各地お客様があたたかいのはもちろんですが、各会場笑うポイントや空気感が違います。」と会場毎の違いに触れ「その土地の反応を楽しみたいです。」と公演を楽しんでいる様子だった。
前回公演が初舞台だった高田は「私がここに立つ心持ちも2年前に少し変わり、 (お客様の声を)聞く耳が持てるようになって(笑)。前回公演よりもっと大きい笑い声が聞こえて、本当にすごくすごく嬉しいです。」と再演ならではの余裕を見せ「笑い声が聞こえたりとかして、ここ笑ってもらえるんだと気づけたシーンは、もっと膨らませてみたいなとか思ったりして、毎日試行錯誤してます。」と笑顔で語った。
そして福本は「コメディなのでお客さんの笑いが入って完成します。大阪初日は怖かったのですが、 想像に笑っていただけて。カーテンコールで皆さんお客さんの顔見るとすごくいい笑顔をされてて、それ見るのが凄く幸せです。」とにこやかに話した。
前回公演から続投の松尾は「2年前よりも僕も聞く聞く耳が持てるようになり、相乗効果でやっていけるような感じがします。自信がついてまいりました。 」と高田のコメントに合わせて話し、会場から笑いを誘い、「(初日の)大阪はお笑いに厳しい町ですので、緊張感はあったのですが、幕が開けたらこんなにあたたかいものかと。元気づけられました。」「その後もあちこち回らせていただき、公演をやる度に1つ1つ栄養になってるように感じます。大千穐楽に向けて盛り上げていければと思います。」と心境を話した。
最後に戸田は「2年経ちまして、私もようやく心持ちが変わってきました。お客さんの反応を気にする余裕なんか私にはなくて(笑)ひたすら自分のセリフをニール・サイモンが書いた本の通りに一生懸命やっていこうと思っている次第です。」「この先もこの初心を忘れずに頑張っていきたいと思っております!」と高田、松尾のコメントに乗っかって、更に会場から笑いを誘った。

最後に来場するお客様に向けて加藤は「今回2年ぶりの再演ということで、前回やった時はまだコロナの影響で、お客さんも声を出して笑えなかったと思います。ですが今回は、各劇場で笑っていただいて、本当にやってるこちら側も心が温まります。見に来てくださる皆様の心が豊かになるような幸せな物語ですので、楽しみにしていただければ幸いです。よろしくお願いします。」と2年前の初演を振り返りつつ話を締めた。

ブロードウェイを代表する喜劇作家、ニール・サイモンによる戯曲が2年ぶりの再演を果たす。全国17カ所を回るツアーのうち、東京公演は10/13(日)タクトホームこもれびGRAFAREホール、11/8(金)~11/19(火)博品館劇場で上演予定だ。笑って心温まるハートフルコメディの本作にぜひ注目したい。