
©NITRO PLUS・EXNOA LLC/歌舞伎『刀剣乱舞』製作委員会
歌舞伎歌舞伎『刀剣乱舞 東鑑雪魔縁(あずまかがみゆきのみだれ)』は、7月5日(土)~7月27日(日)東京・新橋演舞場、8月5日(火)~8/11(月・祝)福岡・博多座、8月15日(金)~8月26日(火)京都・南座で上演される。2023年以来2年ぶりの上演となる本公演は、初演の熱量はそのままに新たに書き下ろされたオリジナルストーリーで、今作から加わった三振りを含め八振りの刀剣男士が登場。今作の外題である『東鑑雪魔縁(あずまかがみゆきのみだれ)』は、鎌倉時代の歴史書である「東鑑 吾妻鏡」をふまえたもので、鎌倉幕府三代将軍・源実朝の時代が描かれる。
舞台は1219年の鎌倉。幕府内では権力争いが激化し、北條政子や源実朝の妻の倩子姫、公暁や鎌倉の重臣たちなど多くの人々の思惑が渦巻いていた時代。今作はそんな混迷した時代に、源頼朝から三代目かつ最後の源氏将軍となった源実朝が、鶴岡八幡宮で殺された“源実朝暗殺事件を題材とし、歴史改変を目論む敵・時間遡行軍との戦いに刀剣男士が出陣する。刀剣乱舞の世界観はそのままに、“刀かぶ”だからこそ楽しめる立廻りや早替りといった歌舞伎ならではの演出もたっぷり盛り込み、歌舞伎『刀剣乱舞』の世界を創り上げる。また大喜利所作事の『舞競花刀剣男士(まいきそうはなのつわもの)』では、本作に登場する八振りの刀剣男士が揃い華やかに舞い踊り、こちらも歌舞伎らしい美しさで魅せる。
歌舞伎と刀剣乱舞の世界が融合した、歌舞伎『刀剣乱舞』に期待が高まる。