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歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』待望の第2弾となる新作『流白浪燦星 碧翠の麗城(へきすいのれいじょう)』が全国4大都市でのロングラン公演として、2026年3月の東京・新橋演舞場を皮切りに、4月に名古屋・御園座、9月に京都・南座、そして2027年2月には福岡・博多座と、全国各地で上演される。
2023年12月には、東京・新橋演舞場にて新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』が上演され、ルパンたちの活躍を歌舞伎の技法や演出を盛り込んで大胆に描き出し、大きな話題を呼んだ。昨年(2025年)9月には京都・南座で再演され、初演からパワーアップした舞台に、客席は大いに盛り上がった。
前作に続き、主演の流白浪燦星を演じるのは片岡愛之助。今回は、流白浪燦星に加えて石川五ェ門の二役を演じ、舞台をさらに盛り上げる。本作のヒロイン瀬織姫(せおりひめ)には中村米吉。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』や『ファイナルファンタジーⅩ』のヒロイン役で話題を呼んだ米吉が、物語を華やかに彩る。また、2023年の初演、2025年の再演に引き続き、次元大介を市川笑三郎、峰不二子を市川笑也、そして銭形刑部を市川中車が演じるなど、盤石の布陣が集結した。さらに、物語の鍵を握る瀧津弾正久永(たきつだんじょうひさなが)を中村錦之助(新橋演舞場・御園座)、坂東彌十郎(南座・博多座)、七藍屋雅吉実は守矢正之助(ななあいやまさきちじつはもりやまさのすけ)を市川猿弥、新橋演舞場公演では花屋久松を市川寿猿が演じる。
そしてこの度、メインビジュアルが解禁となった。解禁されたのは、碧翠の麗城用に新撮した写真。主演・片岡愛之助演じる流白浪燦星と、中村米吉演じる今作のヒロイン・瀬織姫が寄り添う気品あふれる凛とした佇まいが見て取れ、そしてその下には銭形から走って逃げる五ェ門、次元、不二子の姿が印象的に配されている。本作の舞台は「諏訪の国」。これまでの痛快な盗劇に加え、今回は自由を求める姫である瀬織姫と流白浪が出会い、二人の間に通うほのかな慕情と絆が物語の大きな軸となる。流白浪燦星らしい冒険活劇はもちろん、切なくもドラマチックな人間模様にも期待いただきたい。
あらすじ
時は封建時代。諏訪の太守、春宮家の息女・瀬織姫(せおりひめ)は鎌倉初瀬寺で静かな日々を送っていた
が、父の死により、お家存続のため執権の弾正と無理やり結婚させられることに。そこへ、寺にがっぽり貯め込まれた金を盗みに流白浪燦星がやってきて、二人は出会う。自由を夢見ていた深窓の姫に、流白浪という風が吹いた時、幻の古城に秘められたお宝を巡る冒険が始まる。流白浪と姫、淡く通ってゆ二人の想いは、それぞれの定めの狭間で揺れ動く。流白浪と姫、次元、五ェ門、不二子が大敵の弾正と宝を争い、銭形がそれを追う。歌舞伎とルパン三世の“ヒロイン物語”が今、幕を明ける。
