撮影/田口真佐美
尾上右近自主公演 第七回『研の會』が8月2日(水)~8月3日(木)に浅草公会堂にて開催された。『研の會』は、2015年に初公演を実施し今年で7回目となる。未経験の名作にあえて挑戦するのも見どころのひとつで、今回は「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」と「京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)」に挑戦。浅草での開催はこれが初。
歌舞伎を観るきっかけになりたいという気持ちを一番カタチにして詰め込んでいるのがこの自主公演。観に来てくれたら歌舞伎を好きになる、話の筋をあまり気にせず観られる、楽しめるというコンセプトで行われた。
次回、第八回は東京と大阪の二都市開催が決定!
受付の詳細は、決まり次第ローチケ(webサイト)内で発表予定。
全4公演を完走した尾上右近からコメントも到着した。
尾上右近 コメント
「研の會を終えて」
経験とはかけがえのないものであり、恐ろしいものであり、時にはくだらないものにもなる。
だからこそ今を信じることが全て。
そう思った今回の研の會でした。
自分の中の歌舞伎のために。一生を楽しく捧げたいと思います。