
撮影/宮川舞子
2月8日(土)神奈川・KAAT神奈川劇術劇場にてKAAT×新ロイヤル大衆舎 vol.2『花と龍』が開幕した。
本作は北九州・若松港を舞台に、ゴンゾと呼ばれる荷役労働者たちが独特の気風を誇りに活躍していた激動の時代の物語。
開幕に伴い演出の長塚圭史芸術監督、出演の福田転球、安藤玉恵、松田凌より初日コメント、舞台写真が到着!
コメント
長塚圭史[演出・出演]
4年ぶりのKAAT神奈川芸術劇場と新ロイヤル大衆舎のコラボレーションがいよいよ幕を開けました。今回はとにかく劇場内がかなり特別なことになっていますので、この楽しさ、美味しさ、賑わいを体験しに来ていただきたいです。そしてもちろん日本の演劇を明るく照らそうと立ち上がった新ロイヤル大衆舎らしく、今回もお客様のイメージを最大活用して世界を立ち上げていきます。『花と龍』は新しい時代がいよいよ幕を開けようという明治後期の北九州が舞台。猛スピードで新しい価値観が押し寄せる現代と重なります。理不尽な世界の中で美しく生きようと足掻く金五郎とマンの荒々しくも清らかな奮闘を是非劇場でご覧頂けたら嬉しいです。いや、それにしても舞台上の屋台が楽しいですからとにかく劇場へ来てみてください!
福田転球
初日終わって疲れました。ただ、お客さんの拍手と楽しんでくれているんじゃないかな、というのが伝わってきまして、やれてよかったなと。そして、みんないろんな役をこなしておりますので、苦労も伝わっているんじゃないかと思います。まだまだ公演は続きますが、ぜひともこの劇場に来て体感していただきたいです。 素晴らしいですから、屋台のお店の人たちも本当に頑張ってくれていますから、ぜひともKAAT神奈川芸術劇場にいらしてください。頼みます! 僕も頑張りますので、皆さんも来てね。ありがとう!
安藤玉恵
『花と龍』の幕が開きました。長塚さん演出のもと、あたたかい稽古場でみんなで作り上げてきた舞台なんだと改めて思います。お客様の前で言ってみると、齋藤先生が書かれたセリフの一言一言に『花と龍』という刻印が刻まれてるかのような錯覚になりました。山内さん作曲の音楽も心地よいです。そして、食べたり飲んだり出来る屋台もあります。芝居小屋体験をしにいらしてくださいね。転球さん演じる金五郎を追いかけて、20ステージ一生懸命やろうと思います。
松田凌
舞台『花と龍』遂に開幕いたしまして、稽古期間からなんて演劇に愛がある場所なんだろうと僕自身思っていました。そんな新ロイヤル大衆舎のみなさま、そしてKAAT神奈川芸術劇場さんの下、賑わいが各都市に訪れると思います。こんな祭りのような本作、見逃すとみなさま損をしてしまうと個人的に思っています。ぜひともこの劇場に明るい希望を探しに来てください。その答えがきっと舞台にあるはずです。よろしくお願いします。
舞台写真











本作は、2月22日(土)まで神奈川で上演された後、3月には富山・兵庫・福岡で巡演。
ローソンチケットでは本公演のチケットを販売中。詳細は公演概要下のチケット情報はこちらをチェック!