おぼんろ第17回本公演『ビョードロ~月色の森で抱きよせて』で語り部として出演する鎌苅健太と黒沢ともよのコメントが到着!

2019.01.21

おぼんろが全身全霊を賭けて紡ぐ美しくも切ない物語

 

西野亮廣(キングコング)の絵本を原作とする舞台「えんとつ町のプペル」のドラマツルグ・脚本・音楽を務めるなど、新進気鋭の脚本家・演出家・俳優として注目を集める末原拓馬が主宰する劇団、おぼんろ。
高い物語性と路上一人芝居によって培われた独特な表現方法が話題を呼び、現在は4000人近くの動員力を持つ人気劇団に成長している。

おぼんろが繰り広げるのは、絵本の中に潜り込んだような極上のエンターテインメント。
客席と舞台を分けない独自の上演スタイルをとり、語り部(キャスト)たちは時に観客の真横に腰掛け、時に真上から見下ろし、前後左右、上下を迫力満点に動き回る。俳優の走り抜ける風や息遣いまで感じとれる距離で展開される舞台作品は、見る者にまるで異世界に迷い込んだような気持ちを抱かせる。

独自の世界観を全身全霊で物語る彼らの次なる作品は『ビョードロ~月色の森で抱きよせて~』。
5年前、参加者の心を震わせた物語が、新演出の鍵を握るムーブメントアクターに加えて、新たに語り部として鎌苅健太と黒沢ともよの豪華客演陣を迎え、華やかに美しく、感動の体験となって帰ってくる!

おぼんろの新時代の幕開けとなるこの物語の瞬間にぜひご参加ください。

 

【コメント】
≪鎌苅健太≫
「ビョードロ~月色の森で抱きよせて~」の前回公演を映像で観た時…‘’観た‘’という表現が合っているのかどうか正解がわからないのですが…。
まず思ったことは、〝ここにいたかった〟でした。心が震えました。あの場所で、僕もこの世界の住人でいたかったなと。
そんな作品に出演する事になり、本当に嬉しく思います。
僕自身、どんな景色が見られるのか、どんなものを感じられるのか、どんな事を皆様と共有するのかしないのか。とてもワクワクしています。
忘れられない大切な時間にしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

≪黒沢ともよ≫
わたしはおぼんろの公演を実際に体感したことがなかったので、映像で初演を拝見したとき、“物語る”のにはこんなやり方もあるのだとびっくりしました。
台本を読んで思ったことは「末原さんの言葉だなぁ」ということでした。自分にはない言語感覚がとてもキラキラと散りばめられていて、きゅんとしました。
この“きゅん”とくる感覚をちゃんとお客様にも感じていただけるよう大切に届けたいです。
いつもの演劇空間とは一味違う肌感覚の公演スタイルを体験できる幸せを噛み締めて、再演だからこその『ビョードロ』の一部になれるよう努めたいと思います。

 

【プロフィール】
鎌苅健太
■カマカリケンタ ’05年ミュージカル『テニスの王子様』氷帝学園 宍戸亮役に抜擢され人気を博す。近年の主な出演作は、Live Musical「SHOW BY ROCK!!」(シュウ☆ゾー役)、「龍よ、狼と踊れ~Dragon,Dance with Wolves~」~草莽の死士~、「僕らの未来」、他多数

黒沢ともよ
■クロサワトモヨ 幼少期より子役として舞台等に出演しつつ、近年では『響け!ユーフォニアム』(黄前久美子役)、『宝石の国』(フォスフォフィライト役)等の声優も務める。2018年には劇団AUN『あかつきの湧昇流』、エムキチビート『世界の終わりに君を乞う。』にも客演した。1996年4月10日生まれ、埼玉県出身。

 

★末原拓馬インタビューはこちら
https://engekisengen.com/genre/play/9901/