『毛皮のマリー』出演者 藤堂日向・麿 赤兒・深沢 敦よりコメントが到着!

<藤堂日向(とうどうひなた)コメント>

――欣也役に選ばれたときの心境は?

大好きな映画『もののけ姫』で美輪さんが演じる「モロの君」のシーンに当時小学生ながらも圧倒されました。表現者として尊敬している美輪さんと同じ舞台に立つことが出来、ご指導賜れたら、これからの俳優人生でどれだけ大きな宝になるのか、本当に光栄で、わくわくしました。


――実際に稽古に入ってみて、この作品に対しての感じ方やとらえ方などに変化はありますか?

めまぐるしく世界が変わって行っています。稽古に入る前に、繰り返し台本を読み、ある程度世界観を理解しているつもりになっていましたが、実際稽古に入ったら、毎回、固定概念を壊されている感じです。自分の思っていたものとは違う解釈がふさわしいことが分かったりと、発見ばかりの毎日です。美輪さんは分かりやすく教えてくださるので、厳しいけど、苦しくはない、楽しい稽古です。


――「毛皮のマリー」を楽しみにされている方々にメッセージを

幾度も再演しているこの作品は、先代が積み上げてきた苦労の結晶です。その世界観を壊さないように、できるだけ慎重に、精神と体をコントロールして、欣也という人物に徹したいと思います。皆さま、どうぞご期待ください。劇場でお待ちしております!

 

<麿 赤兒(まろ あかじ)コメント>

――稽古場の様子は?

美輪さんの 優しいけれど、するどく、厳しい演出に、
ゆったり、やわらかくも、緊張感のある、至福の芝居作りの時間を過ごしています。


――下男・醜女のマリーを演じるにあたって

美と醜、「きれいはきたない、きたないはきれい」のように、美醜の概念が入れ替わるくらいギリギリのところを楽しんでやりたいと思っています。


――「毛皮のマリー」を楽しみにされている方々にメッセージを

美輪さん主演における 三代目の下男です。今も新しい自分を発見することもあり、
観ている方にも発見があったらいいなと思います。どうぞ楽しみにいらしてください。

 

<深沢 敦(ふかざわ あつし)コメント>


――稽古場の様子は?

台詞を覚えたてのころは四苦八苦でしたが、
美輪さんの音楽的な演出も新鮮で、今はとても楽しいです。


――美少女・紋白を演じるにあたっての意気込みを

「あんたが美少女やるの?」って、ビックリされるかもしれませんが、
この体格を生かしたコケティッシュさ溢れ出る、キュートな美少女を演じたいと思います。


――「毛皮のマリー」を楽しみにされている方々にメッセージを

色々なところで上演されている作品ですが、僕はやはり美輪明宏版『毛皮のマリー』が一番だと思います。皆さまぜひ、観にいらしてください!