狂気と幻想と現実が交錯する“見せ物小屋”を立ち上げる── フライングシアター自由劇場は、ゲオルク・ビューヒナーによる未完の戯曲『ヴォイツェック』を、2026年11月、串田和美の新たな脚色・ 演出により上演!
『ヴォイツェック』は1835年頃に執筆され、実際に起こった殺人事件をもとにした作品。貧しい下級兵士ヴォイツェックは、医師の人体実験によりインゲン豆のみを食べる生活を強いられ、次第に幻聴に苛まれていく。やがて内縁の妻マリーと鼓手長との関係に疑念を抱き、悲劇的な結末へと突き進んでいく。断片的で鋭利な構造を持つ本作は、これまでオペラやダンスなど多様な形で上演され、時代を超えて世界中で注目され続けてきた。
本公演では『ヴォイツェック』を、“見せ物小屋”の内部で物語が展開される、滑稽にし て悪夢のような幻想劇として再構築する。
また本作では、ヴォイツェック役とマリー役をダブルキャストで上演する。
それぞれが創り出す唯一無二の作品世界に期待が高まる。
Wバージョン:藤原季節(ヴォイツェック)/宮下今日子(マリー)
Zバージョン:串田十二夜(ヴォイツェック)/大空ゆうひ(マリー)

藤原季節(左上) 串田十二夜(右上)
大空ゆうひ(左下) 宮下今日子(右下)
*4名のキャストは別の役でも全公演に出演。
