サンケイホールブリーゼで定期的に開催されている「米朝一門会」。今回は、今までとは違う趣向を凝らした「令和夏の陣 昭和入門軍VS平成入門軍」が8/10(土)に開催される。
開催に先立ち大阪市内で取材会が行われ、桂南光、桂団朝、桂南天、桂二葉が出席した。
サンケイホールブリーゼでの米朝一門会は、ベテラン落語家を中心として毎回好評を
得ているが、今回は昼の部に昭和入門の、桂米團治、桂団朝、桂塩鯛、桂南光、桂千朝、桂雀三郎の6名が、夜の部に桂二葉、桂ちょうば、桂しん吉、桂米紫、桂吉弥、桂南天6名がそれぞれ高座をつとめる。
桂南光は、昭和入門軍の方が「噺家としては経験も多いし、おもしろい」と先輩の余裕を見せたが、普段サンケイホールブリーゼで行われる米朝一門会には出演することのない若手は「すごい力を入れてやると思います」と語り、「平成入門の方をよろしくお願いします」と引き立てた。
桂団朝は、お盆時期の8/10(土)に開催されることもあり、「天国で、こんなことやってるんかと喜んでもらえるような1日になったらいいなと思う」と師匠である2015年に亡くなった三代目桂米朝を偲んだ。「昭和にはいったから、平成にはいったからとか関係なく、みな米朝一門ですので、これだけいろんな色があるんやなということを1日で楽しんでいただければ」と意気込み十分。
桂南天は、若手がいい出番で演じられることを喜んだ。自身も米朝一門会でトリを務めることに、「吉弥さん、米紫さんもすごく面白い人たちなんで、彼らに負けないように」と闘志を燃やした。
桂二葉は、サンケイホールブリーゼの米朝一門会に初めて出るということで「めちゃくちゃ嬉しい気持ちでいっぱい」と語った。つるを師匠に教えてもらった通りに演じるというが「ぶっちぎりのアホ」を目指して演じたいと、意気込んだ。
この見逃せない対決に、どうぞ足をお運びくださいませ。