左:ニーコ 右:山田ジェームス武
『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE“リボステ”第4弾はスピンオフストーリー!
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で大人気連載された同タイトル漫画原作の舞台シリーズ、第4弾公演が決定した。今回はシリーズ初の小説版を原作としたスピンオフストーリーだ。
アニメ版の声優に続き、舞台版にも全作出演しているリボーン役のニーコは「リボステって役者も驚かせてくれる!」と目を輝かせた。
ニーコ「これまでは漫画に描かれた“絵”の再現率にも力を入れてきたけれど、今回は“文字”が原作。それぞれがイメージするものの違いや一致を楽しみながらやっていきたいです」
ディーノ役の山田ジェームス武は第2弾からの参加メンバー。今作の2本立てストーリーのうち、『跳ね馬爆走!(スタンピード)』を担う。
山田「初めてリボステ(のカンパニー)に入った時は緊張しましたけど、ニーコさんが“カモン!”って、すごくオープンで(笑)。溶け込みやすかった」
ニーコ「リボーンはファミリーの絆がすごく描かれている作品だから、みんなとの仲もそうありたくて。自由だしお互いを尊重し合う、素敵なカンパニーだよね」
山田「はい。みんな良い作品を作ろうと真剣ですし、協力し合える空気感があるので心強いです!今作ではディーノの成長が描かれるので、芯を持って熱く生きられたら。リボーンに家庭教師をしてもらっている頃なのですが……ニーコさんから裏に呼び出されたらどうしよう?」
ニーコ「ナイ、ナイ!(爆笑)」
昨今、舞台上演には困難が伴う。それでも最高の作品を届けるべく、意気込みを見せた。
山田「やっとお芝居を届けられる幸せを感じています。XANXUSたち、ヴァリアーの前日譚『X-炎(イクス フィアンマ)』と合わせて2本とも絶対に面白いと思うので、楽しみにしていてください!」
ニーコ「上演が決まった時、自分の中でこの作品が希望の光になったんです。発表の時もお客様から喜びの声を聞けて、すでに一体となった感じがしました。健康第一として上演を祈りながら、舞台化して良かったと言われるような面白いものを作りたいと思っています」
インタビュー・文/片桐ユウ
Photo/植田真紗美
※構成/月刊ローチケ編集部 8月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります
掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
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【プロフィール】
ニーコ
■ニーコ ’83年生まれ。大阪府出身。モデルや声優、女優、MCやDJなど、マルチに活動する個性派アーティスト。
山田ジェームス武
■ヤマダ ジェームス タケシ ’90年生まれ。千葉県出身。’09年にモデルとしてデビューし、俳優、デザイナーなど活動の幅を広げている。