方南ぐみ企画 朗読劇『あの空を。』村田雄浩、高橋直純、石井正則、福澤朗よりコメント到着!

2021.08.28

あの日―。
奪われた青春の日々。
未来を閉ざされた若者たちの物語。

公演中止・延期を乗り越えて2021年6月に初披露された作品が再演決定!!

 

【あらすじ】
2020年。甲子園を目指していた球児をはじめ全国の小中高大のスポーツの大会、文科系の大会がコロナウィルスの影響で中止となりました。
彼らのために創った歌が物語として舞台に現れる。
目標に向かって走っていた男たちの夢が、あの日、閉ざされた。
泣いても叫んでも戻ってこない未来への扉。
あの夏に残してきたままの気持ちと今を生きる彼らの青春物語。

 

【コメント】
村田雄浩、高橋直純、石井正則、福澤朗より本作への出演に対するコメントが到着しました!

≪村田雄浩≫
最近スポーツを見るとよく泣きます、まぁ…歳をとって涙腺が弱くなってるのは事実ですけど、特に高校野球は毎回なんども泣きます…頑張ってる選手のバックボーンを解説者が伝えてくれて本人の努力、ご両親や回りの人の想いなどを感じると、それぞれの人生を想像して すぐに涙で視界が曇ります。
それと…戦争や震災や…今はコロナなど社会がどんな事に襲われても…高校野球はいつも勇気や希望をくれました。
この作品はそんな高校生達のピュアな心をいつまでも持っていたい、と思わせてくれる作品です。
この台本を初めて読んだ時、わりと前半から 涙を堪えられず最後は号泣でした。
本番で泣かずにいられる自信がありません…どうかあたたかく見守って下さいませ。

 

≪高橋直純≫
“バカ正直”に“クソ真面目”に生きていても思い通りにならないことや、どうしようも出来ない現実に、人生流されたりすることもある。でもそんなことに翻弄されながら不器用すぎるくらいに真っ正面からぶつかってやってる姿には、何故かいつも強く胸を打たれる。応援したくなる。
「バカって良いよねぇ~」と笑いながら言う樫田さんに激しく同意しながら話したことがあった。この作品にはそんなヤツ等が真っ直ぐに挑む姿が生き生きと描かれています。目に見えない恐怖にウロウロする大人の御都合や理不尽の波に翻弄されながらも、もがき悩み青春する姿に胸が熱くなった。樫田さんスゲ~あちぃなぁ…。出演者として一緒に“バカ正直”に生きられること嬉しく思います。
アンコールの「あの空を。」
こんなご時世ではありますが、皆様、劇場でお待ちしています。

 

≪石井正則≫
コロナ禍とはなんだったのか?それを客観的に見られるのはずいぶん後のことになるのだろうと思います。
今、このコロナ禍の現在を客観的に見られれば、より良い判断が出来るのだと思いますが、これだけの混乱が続く中、冷静に現状を客観視する、それはなかなか難しいことだと思います。
最初に台本を読んだ時、まさに「今」を描きながら、この重苦しい現実と僕たちを引き離してくれる、作品の世界に連れていってくれる、そして僕たちにもう一度、客観性を持たせてくれる、そんな作品だと感じました。
今、たくさんの皆さんにこの作品世界を感じてもらいたいです。
失われた何かを取り戻すために。

≪福澤朗≫
ユーミンの歌のように“あの日にかえりたい”。
ぺこぱの漫才のように“時を戻したい”。
誰しもそんなかなわぬ願いを抱いたことがある筈です。
かく言う私も。

『あの日、あの時、あの空を…』

喜怒哀楽が交錯する六本木交差点のすぐそばで観客の皆さんと一緒に心の旅に出たいと思っています。
「秋」という字は「のぎへん」に「ファイヤー!」。
燃ゆるひと時をお届けするべく、今夜も少し多めに腹筋をしてから就寝します。
どうぞご期待ください。