KAATキッズ・プログラム2023『さいごの1つ前』開幕|舞台写真・コメント到着!!

2023.07.24

左から)白石加代子、久保井研、薬丸翔、湯川ひな  撮影/宮川舞子

“わたしたち、これからどこに行くの?”
天国と地獄の分かれ道で、なくした記憶を探すおしばい。


昨年、松井周×白石加代子という異色の顔合わせで好評を博し、待望の再演を果たした舞台『さいごの1つ前』。
本日、7月24日(月)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオでの千穐楽を迎え、7月30日(日)には神奈川・ハーモニーホール座間 小ホールで、8月6日(日)は神奈川・逗子文化プラザホール なぎさホールへと巡演する本作。KAAT神奈川芸術劇場での7月21日(金)の開幕に際して届いた舞台写真とコメントを紹介する。

なお、7月30日(日)神奈川・ハーモニーホール座間 小ホール、8月6日(日)神奈川・逗子文化プラザホール なぎさホール公演のチケットは好評販売中!
詳細・購入は、下記公演概要欄内「チケット情報はこちら」よりご確認ください。

コメント

作・演出:松井周
前回より俳優がのびのびと、この世界を楽しんでくれていることが分かって、その感じが多分お客さまにも伝わると思います。この世界にお客さんが迷い込んでくる感じというか、白石加代子さんと旅をする感じがより強まったように思います。
どう見てくださるかはお客さま次第ですが、僕は、見ていて体がムズムズするというか、つい一緒に舞台に上がって行きたくなっちゃうところがありました。それは、この作品ですごくやりたかった事でもあります。
”もしも死んだらどうなるのか?”ということを、舞台上の俳優たちとのやり取りを通して、子どもたちも自然と考える時間になるんじゃないかなと思います。

出演:白石加代子
昨年の初演は、コロナ禍で色々制約がありましたが、今年は昨年よりは制約も減り、ちょっと開けている感じがしていて、自由に客席と交流ができて、皆さんに喜んでいただけるかなと思います。客席の皆さんと、声を出してのコミュニケーションがどうなるのか、見当もつきませんが、それも楽しみにしています。
再演ということで、役者同士お互い心が通じ合って、とても楽しい稽古をやらせていただきました。演出家の松井周さんともさらに距離が縮まりましたし、細かいダメ出しもたくさんしていただいて、役者はすごく楽になったと思います。
お話自体も、「地獄」「天国」「あの世」「幽霊」とかちょっと不安な言葉が出てくるけれど、こんなに楽しくてもいいのかというくらいのお話で。だからやる度に楽しくなっているので、見てくださる方にもあまり難しく考えないで、楽しんでいただけたらと思います。

舞台写真

左から)薬丸翔、久保井研、白石加代子、湯川ひな  撮影:宮川舞子
写真)白石加代子  撮影:宮川舞子
写真)白石加代子  撮影:宮川舞子
左から)湯川ひな、白石加代子、薬丸翔、久保井研  撮影:宮川舞子
左から)白石加代子、久保井研  撮影:宮川舞子