©舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』 2023
新海誠監督による劇場アニメーション『言の葉の庭』の公開10周年の節目となる今年、イギリスと日本で2つのカンパニーがそれぞれ制作する英日連携企画、舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』東京公演のメインビジュアルが公開された。
秋月孝雄役 岡宮来夢と、雪野百香里役 谷村美月が主演を務める東京公演のメインビジュアルは、原作映画の中でも印象的な、雨の庭園に佇む二人の姿を描いている。
なお、イギリスのWhole Hog Theatreが制作するロンドン公演は、8月10日(木)よりPark TheatreにてHiroki Berrecloth Aki Nakagawaの主演により絶賛上演中。ロンドン公演・東京公演とも、演出はイギリスの新進気鋭の演出家、アレクサンドラ・ラターが手掛けており、ロンドンの観客からは「舞台美術の美しさに、映像と音楽、キャストの繊細な演技が見事に融合していた」、「パペットを象徴として使った演出が印象的で、原作が描こうとしたテーマに忠実でありながら、演劇としてスタイリッシュに表現されていた」など、好評を博している。
東京公演は11月9日(木)〜11月19日(日)に、東京・品川プリンスホテル ステラボールにて上演される。
また、ロンドン公演の舞台写真と演出:アレクサンドラ・ラターよりメッセージが到着した!
舞台写真(ロンドン公演)
ロンドン公演概要
日程・会場:
8月10日(木)~9月9日(土) London・Park Theatre
出演:
Hiroki Berrecloth、Aki Nakagawa、他
ロンドン公演 劇場公式サイト
https://parktheatre.co.uk/whats-on/the-garden-of-words
演出:アレクサンドラ・ラター メッセージ
ロンドンにて、舞台「The Garden of Words」の世界初演を開幕できたこと、そして日本からのチームを Park Theatre にお迎えできたことはとても光栄なことでした。
9年前に作品のアイディアを抱いてから、こうしてやっと結実した舞台を見て本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、英日2人の孝雄が一緒にいる姿を見るのはとても特別で、2人がすごく仲良くなっている様子は嬉しいものでした!
ロンドン公演のキャストのうち、秋月孝雄役のHiroki Berrecloth、相沢祥子役のShoko Itoの2人は今作が初のストレイトプレイへの出演でした。そんな2人をキャスティングできたこと、そして2人が舞台で輝く姿に喜びと興奮を覚えました。
この10年、多くの時間を東京で暮らし仕事をしてきた私にとって、日本・イギリス系東アジア・イギリスの最高の才能たちと共にこのようなかたちでロンドンに戻ってこれたことは、この上ない喜びでした。コラボレーション精神と才能に溢れたチームと共に創作できたことは本当に恵まれており、その中には当初公演を予定していた 2020年から一緒に歩んできた仲間もいました。この公演がパンデミックを乗り越えて実現したことは名誉なことであり、ますます力強いものになっていくことを楽しみにしています。
そしてこの作品を東京に持ち帰り、素晴らしい才能を持つ日本のキャスト・クリエーターたちと取り組めることに興奮と新たな希望でいっぱいですし、日本人キャストがロンドン公演をどのように受け止め、チームとして日本のお客様のためにどのように作品を進化させていくか期待しています。
ロンドン公演を経て、脚本もさらに調整し、ケイラ・テオドロによるパペットやKENNYの素晴らしい映像といったロンドン公演からの要素を取り入れて、それを大きな舞台で実現させることが楽しみでなりません。
劇場で皆さまにお会いし、この特別なプロジェクトを共有できることをとても楽しみにしています。
It has been a privilege to open the world premiere of The Garden of Words in London and to be able to welcome our Japanese team into The Park Theatre for the first time.
I feel very blessed after having this idea 9 years ago to finally see it come to fruition. It was also very special to see our two Takao’s together, and getting on so well! For two of our London cast members including Hiroki Berrecloth playing Akizuki Takao, and Shoko Ito playing Aizawa Shoko, it was their very first play which has been very exciting to be able to cast them and see them shining on stage.
Having spent the better part of the last 10 years living and working in Tokyo, it has been an absolute joy to return to London amongst some of the best Japanese, British East Asian, and British talent. I feel incredibly blessed to work with this highly collaborative and talented team, some of whom have been with us as far back as 2020 when the show was initially due to open. It’s a privilege to have this show survive the pandemic and I look forward to taking it from strength to strength.
I am full of excitement and fresh optimism to bring the show back home to Tokyo and to work with such an incredibly talented group of Japanese cast and creatives. I am very much looking forward to seeing how the Japanese cast take to the London production and how as a team we adapt it for the Japanese audiences. I am excited to rework the script, and bring some of the disciplines of the UK show such as puppetry by Kayla Teodoro and to see the amazing video work of KENNY to life on a bigger stage.
I very much look forward to meeting you all in the theatre and sharing this very special project with you all.
日本主演キャストコメント 動画
秋月孝雄役 岡宮来夢 コメント
雪野由香里役 谷村美月 コメント