『ヴァンパイア騎士(ナイト)』 Supported by 青山メインランド 囲み取材&公開ゲネプロレポート!

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いよいよ開幕した『ヴァンパイア騎士(ナイト)』 Supported by 青山メインランド。

本日、開幕に先駆けて、囲み取材&公開ゲネプロが行われた。

 

囲み取材では、乃木坂46の若月佑美(黒主優姫役)・AKIRA(玖蘭 枢役)・ルウト (錐生 零役)の三人が登壇した。

女性のみで構成されている本作品の見どころとして、若月は「全体としては、女性ならではの美しさが出せるのではと思っています。個人の役としては、優姫ちゃんが隣にいる零と枢先輩との間で揺れ動く心情に注目してほしいです。」と回答。ルウトは「キャストが女性同士だから、女同士で女の子を取り合うという不思議な絵になっていますが、女性だけだからできる美しさもあると思います。女の強さ・逞しさを見ていただけたらと思います。」と力強く答えた。

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苦労した点を伺うと、若月は「正直に言うと明るさです。」と即答。AKIRAとルウトは一斉に笑った。そして「普段明るい人間じゃないので…『目が死んでいる』と言われ、笑顔の練習から始まりました。苦労しましたが、一番見ていただきたい部分です。」と明かした。AKIRAは「感情を表さない役ですが、舞台だから表さなければお客様に伝わらないところです。」と述べ、ルウトは「(零の)二面性を出すのに苦労しました。」とのことだ。

 

本作品は恋愛感情、家族愛、友情や憧れがあいまいになっており、その部分を楽しんでいただきたいということだが、恋愛ご法度なアイドルである若月は「この舞台ではアイドルであることを忘れて、零と枢先輩の二人を想って演じています。普段の私ではない私が見られると思います!」と答えた。

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乃木坂46では男っぽいキャラクターで通っているという若月。乃木坂46の中で、誰が一番男装が似合うと思いますか?という質問に、「一番似合うのは西野七瀬。あと…自分ですかね。」と会場を和ませた。そして最後に「目標としては、舞台が終わってしまっても、心に留まるような舞台にしたいと思ってやってきたので、そんな舞台にできるように頑張りたいと思います。」と締めくくった。

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続いてゲネプロ。囲み取材でAKIRAが「迫力満点のミュージカルになっている。」と述べていた通り、全員女性であることを感じさせない、とても力強く迫力のある舞台に仕上がっていた。

筆者が感じた点としては、全員女性であることがこの作品の魅力を最大限に引き出しているということだ。人間ではない、吸血鬼の妖しい美しさは、あえて女性が男性として演じることで醸し出しているのではないだろうか。また、優姫の父親である黒主灰閻役の柿丸美智恵が、流行のネタをはさんでくるのがプッと笑えてしまうので注目してほしい。優姫の明るさを演じることに不安を感じていたという若月だが、そんな不安をまったく感じさせないくらい、明るい優姫を演じている。皆さんも是非会場に足を運んでみていただきたい。

 

『ヴァンパイア騎士(ナイト)』 Supported by 青山メインランドは1/21(水)~1/25(日) 博品館劇場にて。

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