舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~  廣瀬智紀&北村 諒 インタビュー

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(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション

早くも人気シリーズ7作目
巻島&東堂が頂点を目指す!

 

 走る、舞台。

 「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で好評連載中のロードレース漫画が、気鋭の演出家・西田シャトナーの演出技法と若手俳優陣の熱演によって見事な“演劇”となった。

 2012年から始まった舞台は、いまやチケット入手が困難になるほどの人気シリーズに。今年3月にはインターハイ(IH)篇の最終章となるレース最終日の物語が描かれ、公演のDVD作品はオリコンの総合DVDランキングで発売週の首位を獲得するなど、勢いはとどまるところを知らない。

 今作は人気キャラクターを演じたキャストたちの続投による7作目。総北高校自転車競技部の3年・巻島裕介と、高校自転車競技部界の王者・箱根学園の3年・東堂尽八の2人がメインとなる新たなストーリーに期待がかかっている。

 

巻島役の廣瀬智紀は、前作を

廣瀬「シリーズに参加してきた仲間全員の目標であったIHのレース最終日まで走ることができて、とても達成感に溢れていました」

と振り返り

廣瀬「その前作を超える何かを生み出さなくてはいけないと思いますし、それが歴代座長へのリスペクト、お客さまへの恩返しだと思っています」

と意気込む。

 

東堂役の北村 諒は、巻島と東堂の関係性を

北村「お互いを高め合える、本当に“好敵手”という言葉が似合うと思います」

と語り、

北村「プレッシャーはありますが、それ以上に楽しみですし、このカンパニーなら大丈夫! という安心感があるので気負わずに臨めます」

と信頼感を覗かせる。

 

廣瀬は北村を

廣瀬「美貌と器用さを持って生まれた人。会う度に東堂になっていくのが恐ろしい(笑)」

と表し、北村は廣瀬を

北村「キリッとした奇麗な顔立ちからは想像できない、不思議な人(笑)。常に自然体でいる姿勢が魅力的ですね」

と表す。

 

違ったタイプの2人が、互いの持ち味を光らせながら新たな山を率いていく。

 

人気ステージの魅力を問うと、

廣瀬「正真正銘の全力」

北村「レースをリアルに体感出来る程の熱量」

と返ってきた。頂上を目指し登りつづける本気度に、ブレーキはない。

 

北村「東堂尽八をしっかりと背負っていきたいと思います。すてきな作品にするのでぜひ観に来てください!」

廣瀬「“IRREGULAR”というタイトルから、予想だにしないことが起きたりするのではと期待しています。初心を忘れず大事に丁寧に作り上げたいと思います。応援よろしくっショ!!」

 

 

インタビュー・文/片桐ユウ
構成/月刊ローソンチケット編集部 8月15日号より転載

 

 

【プロフィール】

廣瀬智紀
■ヒロセ トモキ(右) ’87年、埼玉県出身。舞台・TVドラマ「私のホストちゃん」鳳条夕妃役、「エイジハラスメント」山本 恒役、主演映画「セブンデイズ」芹生冬至役など。映像・舞台で活躍している。

北村諒
■キタムラ リョウ(左) ’91年、東京都出身。舞台「メサイア ~紫微ノ章~」悠里春斗役、ミュージカル「八犬伝―東方八犬異聞―」犬川荘介役などの舞台出演のほか、モデルとしても活躍中。

 

 

【公演情報】

『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~
公演日程・会場:
《名古屋公演》2015/10/8[木]~10/12[月・祝] 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
《東京公演》2015/10/22[木]~10/25[日] TOKYO DOME CITY HALL
《大阪公演》2015/10/29[木]~11/3[火・祝] 梅田芸術劇場 メインホール
《福岡公演》2015/11/7[土]・11/8[日] キャナルシティ劇場
料金(税込):
一般指定席 ¥6,800 (税込)/プレミアムチケット(パンフレット付き) ¥9,800(税込)
※プレミアムチケットの取り扱いは先行のみとなります。

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