歌やダンスで観客のハートをつかむ“プリズムスタァ”たちの友情と成長を描いた、大ヒット劇場アニメ『KING OF PRISM』。通称“キンプリ”の舞台化が決定、橋本祥平が主人公の一条シンを演じる。
橋本「まずは驚きました。しかも一条シン役と聞いて、調べたらなんと中学3年生!今年で24歳なのに(笑)。ドキドキワクワクビクビク…いろんな感情が沸き起こってきました」
橋本演じる一条シンとは、プリズムスタァの素質を見出され、養成校に編入学することになった少年。
橋本「シンくんはすごく素直で、ピュアで、まさに王道の主人公。何よりキラキラしているって、すごく大事なことですよね。正直、僕にその出し方はまだ分かっていませんが(笑)、一生懸命やっている姿にはそう見える部分があるんじゃないかなと。あと先輩方に対する憧れ、というのは僕とシンくんに共通する部分。先輩方へのリスペクトを大切にしつつ、僕らしく、そしてシンくんらしく演じられたらいいなと思います」
本作以外にも、数々の2.5次元作品に参加してきた橋本。そんな彼がキャラクターを演じる上で、特に大切にしていることとは?
橋本「やっぱり原作があるので、セリフ回しやテンポを意識するなど、もともとのキャラクターを守ることは大事だと思います。ファンの方たちにガッカリしてほしくないですから。ただ生身の人間である僕が演じるからには、やはり自分なりの要素もうまく絡めていけたらなと思います」
観客による声援OKの“応援上映”が大きな話題を呼んだ劇場版『キンプリ』。では舞台版『キンプリ』ならではの魅力とはどういった点にあるのだろう。
橋本「応援上映はある意味舞台に近いものだったと思うんですが、今回は実際の舞台で、もちろん僕らは全員生もの。お客さんも含めてみんなでつくれるっていう点では、すごく楽しみです。僕らが心から楽しんでいれば、お客さんにも絶対伝染していくと思うので。ファンの方には思いっきりキンプリ愛を爆発させてほしいですし、初めての方も必ず楽しめる作品だと思いますので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいです!」
インタビュー・文/野上瑠美子
※構成/月刊ローチケHMV編集部 9月15日号より転載
掲載誌面:月刊ローチケHMVは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布
【プロフィール】
橋本祥平
■ハシモト ショウヘイ ’93年、神奈川県出身。舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜~ 太鼓鐘貞宗 役、超進化ステージ「デジモンアドベンチャー tri. 〜8月1日の冒険〜」石田ヤマト 役など。
【公演概要】
舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」
日程・会場:
11/2(木)~5(日) 大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
11/8(水)~12(日) 東京・ AiiA 2.5 Theater Tokyo
原作:タカラトミーアーツ/シンソフィア/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ
脚本:青葉譲
演出:宇治川まさなり
出演:
橋本祥平、小南光司、杉江大志、大見拓土、
横井翔二郎、長江崚行、村上喜紀、五十嵐雅、星元裕月、廣野凌大、内藤大希、spi、古谷大和 他