もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ 第5弾 舞台「桃山ビート・トライブ」 山本亮太&目黒蓮&冨岡健翔 インタビュー

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©天野純希/集英社
©「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」製作委員会

大人気舞台シリーズ第5弾は歴史×ロックバンド!

教科書には載らないような歴史上の人物やできごとをエンタテイメントとして表現する舞台「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」。過去に鈴木拡樹や細貝圭、染谷俊之ら人気若手俳優たちが主演してきたこのシリーズ第5弾作品に、ジャニーズJr.から山本亮太、目黒蓮(ともに宇宙Six)、
冨岡健翔(MADE)の3人が参戦する。
『桃山ビート・トライブ』は、安土桃山時代に型破りな演奏×舞いで民衆を熱狂させ、やがて時の天下人・豊臣秀吉に立ち向かうことになる4人の若者たちを主人公にした痛快ストーリーだ。

目黒「台本に目を通したら面白くて、どんどん読んじゃいました。物語の先が気になって気になって、読んでるうちに夜が明けてきちゃって(笑)。」

山本「僕が演じる藤次郎は三味線、目黒演じる小平太は笛を演奏するんですけど、僕らの演奏と舞い担当のElinaさん(水野絵梨奈)や太鼓の副島淳さんが絡む一座がどういう感じになるのか、まだ想像もつかなくて。でも、確実に楽しそうではある!」

冨岡「シリーズ5作中で一番派手な舞台になるんじゃないですかね。こんな“かぶいてる”主人公たち、なかなかいないですよね?エンタメ性も強いけれども、シリーズの魅力を踏襲している部分もあって、すごくハイブリッドな舞台だと思います。」


そして冨岡が演じるのは、歌舞伎の祖といわれる出雲のお国率いる一座の踊り子・平信という舞台オリジナルのキャラクター。

冨岡「僕の他にも成太(奥谷知弘)という踊り子がいて、この2人が藤次郎&小平太のライバルみたいな存在になれればいいねと話しています。当時のお国の一座は日本で一番のトップスターという立ち位置なので、藤次郎たちが成り上がりならこちらは正統派で気品があるイメージですね。普通の舞いだけではなく、アクロバットだとか現代的な要素も盛り込んで、ストーリーに厚みを出せたらいいなと。原作にはない役だからこそ、作品本来の魅力を崩すことがないように時代背景なんかもしっかり学んで臨まないとと思っています。これはジャニーズの先輩方にも常々言われてきたことなので。」

 

そしてこの3人をバックアップするのが、山崎樹範ら過去の同シリーズに出演してきた面々だ。

山本「ジャニーズ作品以外の舞台に出るのは初めてなので、プレッシャーが凄くて。もう顔合わせも稽古もスルーして本番に出たいくらい(笑)。僕も目黒も座長を務めるのももちろん初めてですし…普段のステージで緊張していると他のメンバーは「大丈夫、お前ならやれるよ」って言ってくれるんですけど、目黒は「僕もです!」って言うタイプなので(笑)。だからお互いに「お前ならやれる!」って励まし合う感じの、緊張しいな座長たちです。」

目黒「未知の世界だから僕ももちろん緊張しつつ、でもワクワクしてます。早くこのカンパニーに入ってもまれたいですね。いろんなすごい俳優さんたちと共演できるので、お芝居について絶対学べることがたくさんあるんじゃないかと思っています。」

冨岡「今回は事務所の大先輩、佐野瑞樹さんも出演されるので、何か悩んだら佐野さんに相談だな!なんて話してます。みなさんのお力と胸もお借りしつつ、僕は2人を支えていきたいですね。」

 

ジャニーズの先輩である佐野が藤次郎や小平太と敵対する石田三成を演じ、ライバル関係ともいえるキャラを同期の山本と冨岡が演じるという設定にもニヤリとさせられる同作。

冨岡「教科書では1~2行で表現されている部分に深く斬り込もうという舞台なので、歴史好きな方にとってもきっと新しい発見がたくさんあると思うんです。音楽やダンスが好きな方にも観ていただきたいですし。あと原作ファンの方にも、舞台版は原作を少し脚色した形になるので、原作にはない魅力を感じていただけたらと思います。」

目黒「“音楽で戦う”っていうテーマが新しくて面白いし、あとは僕たちがどれだけその面白さを表現できるかというところにかかってくると思うんです。物語の持つパワーに負けないよう、一生懸命やらせていただきたいです。」

山本「キャストみんなで一丸となっていい作品を作り上げたいというのはもちろんあります。さらに事務所の看板を背負って出る舞台でもあるので、観客の方々が今までに観たことがないような、ジャニーズJr.ならではのパフォーマンスを一公演一公演で見せたい。より多くの方の心に残る舞台になったらいいなと思います。」

 

インタビュー・文/古知屋ジュン

 

※構成/月刊ローチケHMV編集部 10月15日号より転載
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掲載誌面:月刊ローチケHMVは毎月15日発行(無料)

ローソン・ミニストップ・HMVにて配布

 

【プロフィール】
山本亮太
■ヤマモト リョウタ ‘89年、千葉県出身。ジャニーズJr.のユニット・They武道を経て、’16年に宇宙Sixを結成。

目黒蓮
■メグロ レン ‘97年、東京都出身。‘15年にドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』に出演。山本とともに宇宙Sixで活躍中。

冨岡健翔
■トミオカ ケント ‘92年、埼玉県出身。ジャニーズJr.のユニット・MADEで活躍中。

 

【公演概要】
もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ 第5弾
舞台「桃山ビート・トライブ」


日程・会場:
11/23(木・祝)~12/3(日) 東京・EX THEATER ROPPONGI

原作:天野純希「桃山ビート・トライブ」(集英社文庫刊)
脚本:金沢知樹
演出:大関真(スーパーエキセントリックシアター)
企画:座間隆司

出演:
山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.)/目黒 蓮(宇宙Six/ジャニーズJr.)/Elina/副島 淳/山本匠馬/新垣里沙/石井智也/寿里/井深克彦/武智健二/星野真里/冨岡健翔(MADE/ジャニーズJr.)/奥谷知弘/北代高士/佐野瑞樹/山崎樹範


オフィシャルサイト:
http://mottorekishi.com/momoyamabeat/