佐藤隆太&朝夏まなと、藤田玲&藤原紀香出演!!
豪華実力派キャストで贈る朗読劇の金字塔
『ラヴ・レターズ~2025 New Year Special~』上演決定!
来る2025年1月21日(火)、1月22日(水)にPARCO劇場にて、朗読劇『ラヴ・レターズ~2025 New Year Special~』の上演が決定しました。
本作「ラヴ・レターズ」は、近年日本で上演されることが多い朗読劇の先駆けとなった名作です。1989年にニューヨークで初演され、世界中で静かなブームを起こしていたこの作品を、PARCO劇場は1990年8月、いち早く日本初演し、以来34年間、継続して上演をしてきました。 この間、年齢も個性も異なる様々なカップル、延べ 525 組(再演を含む)が、一つの台本を読み続けています。
本作の立役者として、初演以来翻訳・演出を務めてきた青井陽治が2017年に逝去し、同年から藤田俊太郎が演出を引き継ぎました。『ラビット・ホール』(23)、『ラグタイム』(23)の演出により第31回読売演劇大賞 大賞・最優秀演出家賞を受賞するなど今最も注目を集める演出家の一人である藤田俊太郎が、青井陽治の演出を大切にしながらも、『ラヴ・レターズ』の新たなページを紡いでいます。俳優だけでなくアーティスト、映画監督、アートディレクターなど様々なキャスト、様々な組み合わせで、常に新たな感動を生み出す『ラヴ・レターズ』。この度の上演は、本作初出演の俳優、佐藤隆太&朝夏まなと、藤田玲&藤原紀香の組み合わせでお贈りします。
演出家の藤田俊太郎曰く「どんなカップルにも必ず”奇跡”が訪れる作品」。劇場に足を運んでくださったお客様とキャストの二人、親密な空間の中で分かち合う”奇跡”に、どうぞご期待下さい。
『ラヴ・レターズ~2025 New Year Special~』には、新年の幕開けにふさわしく、華やかなキャストが顔を揃えました!
芸能生活 25 周年を迎える佐藤隆太が、デビューの地PARCO劇場に登場!競演の朝夏まなとはPARCO劇場初登場!
1月15日、1月21日に出演するのは、1999年にPARCO劇場で上演された『BOYS TIME』で俳優デビュー後、一躍人気俳優となり、さまざまなフィールドで活躍する佐藤隆太。観客参加型のユニークな上演スタイルが話題となった一人舞台『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』(20,23)や、舞台『GOOD』 -善き人-(24)での好演も記憶に新しく、熱血からシリアス、コミカルまで演じ分ける実力派です。デビュー25周年の節目の年に、10年ぶりにPARCO劇場へ登場します。
舞台中心に活躍する元宝塚歌劇団男役トップスターの朝夏まなと。『モダン・ミリー』(22,24)『SPY×FAMILY』(23)『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』(19,22-23)などのミュージカルでの活躍はもちろんのこと、『こどもの一生』(22)や『ロボット』(24)など、ストレートプレイにおいても華やかな輝きを放っています。実力派二人による初共演の化学反応にご注目ください。
藤田玲と藤原紀香、10年ぶりの競演。共演以来、親交をあたためてきた二人が、満を持して思い切り濃密なタッグを組む!
1月22日は、2003年特撮ドラマ『仮面ライダー555』で俳優デビュー以来、映像作品や舞台、ゲームの声優、ロックバンド・DUSTZとしての活動など幅広く活躍する藤田玲。近年の舞台作品はミュージカル『next to normal』(22)、『呪術廻戦』(22,24-25)に出演、『パリピ孔明』(24)では主演・ 諸葛孔明役を務めるなど変幻自在の俳優です。
さまざまなフィールドでのキャリアを持ちその圧倒的な存在感で見る者を魅了する藤原紀香。2023年公開の映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』への出演でも話題を呼びました。世界的に著名なミュージカル『キャバレー』(10)『南太平洋』(15)への出演や、『メイジ・ザ・キャッツアイ』(24)、サスペンス演劇の傑作『罠』(24)など、舞台でも活躍しています。2015年に上演されたミュージカル『南太平洋』での共演以来、親交のある二人ならではの息の合った掛け合いにどうぞご期待ください。
コメント
演出:藤田俊太郎
佐藤隆太さんと朝夏まなとさん。
藤田玲さんと藤原紀香さん。
新しい年の幕開きにふさわしい新鮮で素敵なカップルの誕生をとても嬉しく思っています。『LOVE LETTERS』は愛いっぱいの魅力が輝くお芝居です。20世紀アメリカを駆け抜けた二人の男女が織りなす手紙だけのやり取り。激動の時代を背景に相手を想い続けた二人の生き様は、いつも変わらず私たちに、人を思う心の豊かさを与えてくれます。観劇した後、大切な誰かと語り合いたくなるような普遍的な力に溢れた朗読劇の金字塔。新春のPARCO劇場だけでなく長い間の念願が叶い、水戸芸術館ACM劇場にて久しぶりの上演となります。親愛なるお客様に、どうか楽しんでいただけますように。
佐藤隆太
ちょうど25年前。PARCO劇場での『ボーイズ・タイム』という作品でデビューさせてもらった僕に、その作品のプロデューサーさんが「いつか隆太も『ラヴ・レターズ』を舞台の上で読めるようになってね」とよく話してくれていました。あれから驚きの速さで時は経ち、こうして自分的にはちょっとした節目?の年に遂に実現できることを幸せに感じています。お相手の朝夏さん、そしてお客様と優しく心を通わすことができるように、大切に読みたいと思います。
朝夏まなと
歴史あるこの作品に携わる機会をいただけてとても嬉しいです。 演出の藤田俊太郎さん、お相手の佐藤隆太さんとも初めましてなので少し緊張しますが、稽古時間にたくさんのことを吸収して、本番で感じたものを精一杯表現したいです。『ラヴ・レターズ』の世界に生きられるのが楽しみです。
藤田玲
この度、『ラヴ・レターズ』に初めて出演させて頂きます。皆様に長く愛されてきた歴史のある作品への参加に、楽しみと緊張が入り混じっております。演出は『手紙』でお世話になりました藤田俊太郎さん、そして藤原紀香さんとご一緒出来るのも『南太平洋』以来なのでとても光栄です。素敵なお二人とこのラブストーリーを朗読劇として創れる貴重な時間を大切に、役を生きたいと思います。
藤原紀香
長年続いている朗読劇『ラヴ・レターズ』に初のご縁を賜りました藤原紀香です。私がつとめる〝メリッサ〟と、共に50年間を生きてくれる幼馴染のアンディーには、かねてより親交のある藤田玲さんです。今回、玲さんよりご指名を受け、この歴史ある作品を紡げる一員になれること、とても幸せに思っています。
そして、自身、PARCO劇場に立つことも初めてですし、演出の藤田俊太郎先生をはじめとするこの作品をこよなく愛するスタッフの皆様との出会いも楽しみにしております。自由奔放で正直で情熱の人であるメリッサが、この世に確かに存在し、その限られた時間をスパークし生き抜いたのだという証を表現できたらと思います。
〝ただひとりだけの人に宛てた手紙〟という密やかな存在を、ひと夜限り、劇場にいらしてくださる皆様と分かち合えたら…と思います。スペシャルな時間となるよう心よりつとめます。PARCO劇場でお待ちしております。
手紙で綴られる2時間のドラマがあなたを感動で包みます。
舞台にはテーブルと二脚の椅子。並んで座った二人が、手にした台本を読み上げるだけの2時間。大掛かりな仕掛けも、目をひく照明や音響もない、このシンプルな舞台が、これほど見るものをとらえてはなさないと、誰が想像できたでしょうか。 俳優によって、観客によって、同じ作品とは思えないほど全く新しく生まれ変わる舞台。世代、年代、個性に応じて全く新しい「ラヴ・レターズ」が誕生します。俳優が身体的演技を行なわないゆえに、一層その声と姿に彼等の演技を超えた真情がほとばしるのを目の当たりにし、観客は新鮮な感動を分かち合うのです。
Story
かけがえのないあなたへ贈る、リーディングドラマ
男と女二人だけ
手紙を書き手紙を読む・・・
今夜あなたもラヴレターを書きたくなるでしょう。
幼馴染のアンディーとメリッサ。自由奔放で感覚人間のメリッサ。真面目でいつも何かを書いているアンディー。思春期を迎えて彼らは一番近い異性としてお互い十分相手を意識しはじめる。しかし、ついに決定的に結ばれるチャンスを迎えた夜、二人は友達以上にはなれない自分たちを発見する。大学を出た二人はそれぞれ結婚し、まったく別の道を歩き始める。海軍を経て法曹界に入り上院議員まで登りつめるアンディー。アートの道に進んだものの行き詰まって精神的破綻をきたすメリッサ。久しぶりに再会した二人は別々に過ごした日々を取り戻すかのようだった。しかし・・・。