「ライドカメンズ The STAGE」│木津つばさ インタビュー

「ライドカメンズ The STAGE」で2度目の仮面ライダーに“変身!”

『 仮面ライダー』をテーマとしたオリジナル世界観&キャラクターによるスマートフォンアプリゲーム「ライドカメンズ」が初舞台化。「ライドカメンズThe STAGE」として、2025年1月~2月に東京・大阪で上演される。本舞台での主人公となる魅上才悟/仮面ライダー才悟を演じる木津つばさに、ヒーローを演じる心境や作品の魅力などを聞いた。

「約2年前に「風都探偵 The STAGE」で仮面ライダーWに変身しているので、“こんなにも早く2度目の仮面ライダーに変身できるんだ!”って、びっくりしました(笑)。選んでいただいて素直に嬉しかったです」

子どもの頃に憧れたヒーローを演じる喜びは、やはり「変身」ポーズ。

「東映さんの元で公式に“変身!”って言えるなんて、役者って夢のあるお仕事ですよね(笑)」

特に好きだったのは『仮面ライダー555』だそうで、携帯電話型の変身アイテムを買ってもらって遊んだと振り返る。

「『555』は、人間の生き様みたいなものを描いていて、人間らしさや泥臭さが物語に織り込まれている作品で、すごく好きだったんです。この「ライドカメンズ」も同様で、人間模様がしっかり描かれているんですよ。普段、感情があまり表に出ない魅上才悟というキャラクターが、辛さや苦しさを経験しながら、仲間のライダーたちと支え合って、どんどん人間らしくなっていく姿がすごく面白いと思いましたし、台本を読ませていただいて感動しました」

舞台版には、原作ゲームの18人の仮面ライダーの中から、魅上才悟を含むジャスティスライド所属の4人とマッドガイ所属の3人の仮面ライダーが登場する。変身後も、本作のために製作されたライダースーツに身を包んでキャスト自身が演じる。

「僕たちが、汗水流して悪の秘密結社と戦います!実際、舞台上に7人が並んだら壮観だと思いますね。もう1人注目してほしいのが、古谷大和くん演じる久遠瞬十という舞台版のオリジナルキャラクター。才悟との深い関わりが物語のキーになると思います。今回は、尊敬する廣瀬智紀さんはじめ、共演したことがあるキャストばかりなのですごく心強いです」

さらにお楽しみが――。

「なんと、なんとですよ。本編のあとにライブパートがあります。踊ったり歌ったりする予定です(笑)。僕自身、ほぼほぼ初めての経験で大変なのですが、歌とダンスでキャラクターの深みを出せたらいいなと思います」

盛りだくさんな「最上級のエンターテインメント」が生まれそうだ。

「“仮面ライダー愛”にあふれたカンパニー一丸となって、素敵な作品をお届けします。誰かの笑顔を守るために戦う“生の”仮面ライダーに、ドキドキワクワクしにいらしてください!」

インタビュー&文/井ノ口裕子
Photo/村上宗一郎
スタイリスト/小田優士
ヘアメイク/城本麻紀
衣装クレジット/Karaln(03-6231-9091)

【プチ質問】Q:手土産を選ぶポイントは?
A:R-1ドリンクです。僕は胃と腸が弱いのですがR-1があればOKです。以前、なだぎ武さんと『風都探偵』で共演したとき、僕は常にエナジードリンクを飲んでいたんです。そのとき、なだぎさんに2時間にわたって「エナジードリンクよりもR-1にせい!」ということを語られまして、それからR-1に変わりました。なだぎさんは超健康オタクなんです(笑)。以前は事務所からの差し入れは基本的にエナジードリンクだったのですが、そこからはR-1になりました。R-1を飲んでみんなで健康になろうよって感じで(笑)。R-1はいくらあってもいいので、差し入れでもらって嬉しいのもR-1ですね。

※構成/月刊ローチケ編集部 12月15日号より転載
※写真は誌面と異なります

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【プロフィール】

木津つばさ
■キヅ ツバサ
舞台『刀剣乱舞』など多くの人気作に出演し舞台を中心に活躍。近作は舞台『東京リベンジャーズ』MANKAI STAGE『A3!』、舞台『地獄楽-終の章-』など。