舞台「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE 糸川耀士郎 インタビュー

シリーズ完結!頂上決戦の火蓋がいま、切られる!

 

シリーズ4作目にしてファイナルを迎える「舞台『黒子のバスケ』ULTIMATE-BLAZE」が4月30日(火・休)から大阪を皮切りに愛知・東京・福岡で上演となる。ウインターカップの頂点を決める激戦が描かれる本作では、“最強”の名をほしいままにする洛山高校がついにコートに揃う。そんな洛山高校の主将で「キセキの世代」の主将でもあった赤司征十郎役を演じるのは劇団番町ボーイズ☆の糸川耀士郎。

糸川「ついに今作で、洛山高校のオールメンバーが揃います。『黒子のバスケ』は映像を使った表現がないので、俳優の熱量と力量が問われる舞台。前回出演して、先輩方の演技に対する誠実さや、一瞬も気を抜けない緊張感を体験することができたので、その想いを洛山のメンバーに受け継ぎながら、秀徳戦、誠凛戦に力の全てを出しきります」


舞台に先駆け、4月15日(月)から黒子たちの中学時代を描いた「帝光編」のリーディング映像が配信&イベント上映される。そこでは、卓越したバスケッスキルと徹底した勝利至上主義でチームを牽引する赤司征十郎の過去が描かれる。

糸川「厳しい教育のもと育った赤司にとってバスケは唯一の心の拠りどころだったと思うんです。しかし、周りのプレッシャーから勝利に固執するようになり、だんだんと心が乖離していく。リーディング映像では黒子を含めた『キセキの世代』の過去が描かれるので、そこで赤司の“変化”をしっかりと演じ、舞台に繋げなければと思っています」糸川にとっても、全てのバスケットマンにとってもウインターカップは特別なステージのようだ。

糸川「学生時代、僕はバスケ部に所属していたんですけど、ウインターカップは高校バスケット部員にとって本当に特別な大会なんです。そんな大舞台に赤司として出られるのはまさに夢のよう。なので、全てを尽くして原作の赤司征十郎に可能な限り近づけたらと思っています。原作ファン、舞台ファンの方にウインターカップの激戦が目の前で繰り広げられる興奮と感動をお届けします!」


ついにファイナルを迎える“舞台「黒子のバスケ」”の頂上決戦を見逃さないでほしい。

 

インタビュー・文/大宮ガスト
Photo/山本倫子

 

※構成/月刊ローチケ編集部 3月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります


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【プロフィール】
糸川耀士郎

■イトカワ ヨウジロウ 劇団番町ボーイズ☆メンバー。劇団作品の他、舞台「私のホストちゃん」や超歌劇「幕末Rock」など人気舞台に多数出演。