音楽芸能の名門校・綾薙学園の生徒たちを描く「スタミュ」シリーズを原作とした新作舞台『新ミュージカル「スタミュ」-STARDUST STAGE-』が開幕した。初日を前に東京・シアターHでキャスト陣の囲み取材が実施され、出演者がそれぞれ意気込みを語った。
Q1, 本作の見どころ
三井 今作はシリーズ最終章ということはもちろんなんですけど、今回は卒業記念公演というものをテーマに扱った作品で、本編と卒業記念公演の『Shadow & Lights』という演目も実際にお客様に初めてお見せします。見どころとしてはやっぱりそういった劇中の部分と、この『Shadow & Lights』の中のお芝居している僕たちの姿。また新しい一面を見せられるんじゃないかなと思っていますので、ぜひ注目していただけると嬉しいです。
田口 僕自身の見どころとしては、卯川君(※卯川晶 演:新谷聖司)と2人で歌う楽曲がありまして、そちらの曲と、その前に「ユメツボミ」という曲があるんですけれども、その「ユメツボミ」とその前のとあるシーンが僕自身としては見どころで、僕は小学校の頃から芸能活動を始めさせていただいたんですけれども、小中高で抱えていた悩みと似たもの、というかほぼ一緒の悩みを那雪と同じように僕も抱えていて、それを糧にというか、うまくその言葉も自分にリンクさせて、那雪の心情などを繊細に表現できたらなと思っております。
司波 今作の見どころはなんといっても隣にいる兄さん(月皇遥斗)の登場です。シリーズ初登場ということで、この月皇兄弟の絡みが皆様にお届けできたらなと思っているのと、月皇海斗君というキャラクターが、シリーズを通して今作で乗り越える壁などが見どころかなと思っているので、卒業記念公演を先輩たちと一緒に作り上げていく作品もあるので、そういうところが見どころかなと思いますし、皆様にたくさん感動をお届けできるように精一杯頑張っていきたいなと思っております。
宮内 天花寺の見どころは、今回歌舞伎座のシーンがありまして、天花寺は初演の時からずっと自分のことを“プロの役者”と言っているので、実際に自分が板の上に立つ姿を星谷たち同級生に見せられるシーン、その中で披露する「花道 ∞ Go All Out!!」という曲がもう最高にかぶく曲だと思っていますので、これから盛大にかぶいていけたらなと思っております。ぜひご覧いただけますと幸いです。
松井 空閑としてはクールだったり、無口だったりするんですけど、その中で僕が一番大事にしていたものって、やっぱり根っこにある熱さというか、内に秘めているものだったりしていて、そのしっかり積み上げてきたものが最終章にセリフとしても反映されていて、存分にそれを集大成としてお見せできるかなと思うので、ぜひ注目していただきたいな思います。
吉原 今回、僕の役としては実質的にいろんなキャラクターと絡めるというところが結構自分的に熱くて、それこそずっと先輩として居たのに、先輩が出てこられて後輩になる鳳樹だったりとか。結構今まで一人ぼっちだったんですよ!一緒に曲やっている感じでも本当は別エリアにいます、みたいな。なので、team鳳のみんなとも一緒に楽曲をやるってことはなかったんだけれども、今回「Gift ~カーテンコール~」で初めて6人としてお届けする時間があったり、お揃いの衣装を着させていただいたりとか。華桜会としても5人でしっかりやるのは意外と初めてだったりするので、とても楽しいです。
井阪 見どころはたくさんあるんですけど、遥斗さんが出るシーンは全部ですね。だけど、やっぱりアンシエントを代表して魚住がとても頑張ってくれているので、魚住に皆さん注目してください。で、魚住に注目していたら、自然に遥斗さんに注目することになると思います。でも主役はもちろん彼らなので(三井らを見る)、もう全部見どころばっかりですね。アンシエントがついに登場ということで楽しみにしていてください。
Q2, シリーズ最終章を迎える意気込み
三井 (新ミュージカル「スタミュ」シリーズは)稽古が2023年からのスタートなんですけれども、今それが2026年の頭になりまして、おおよそ3年近くの時間、星谷たちが綾薙学園で過ごす時間と同じ期間に近いような時間をこのメンバーで過ごすことができ、作品もいくつもやることができ、深まった絆ももちろんありますし、そういった時間を自分たちの実体験を通して過ごせたことが何より嬉しいし、このメンバーで今ここにいられることが自分はすごく幸せに感じています。
松井 そうだよね。決して綺麗事だけじゃなかったというか、時にうまくいかないこともあったし、それを含めて成長していた過程っていうのをちゃんと踏んできたから、寂しい面もありますけど、だからこそお届けできる物語があるんじゃないかなってすごく思いますね。
三井 裏では本当に高校生みたいな過ごし方をするメンバーが多いので、ちゃんと言うことも言うし、笑う時は本当にくだらないことで笑うし、そういった時間が青春を追体験できているようで、幸せだったなと思います。
田口 振り返ると、team鳳で最初にやったのは公演じゃなくて「星瞬COUNTDOWN」のMVで、思い返すと結構長い時間一緒にいるなと思うんですけど、あっという間に時間過ぎていったなというのがすごく体感としてあって、本当に寂しさもあるんですけど、今は公演に真っ直ぐに真摯に向き合って、悔いの残らないように自分たちが持っているものを全て出し切って、千秋楽は笑顔で迎えられたなと思っていますので、集大成を最高のステージにできたらなと思っております。
司波 やっぱり3年間を通して本当にたくさんの思い出があって、楽しいことはもちろんあったんですけど、本当に辛かったというか、自分の悩みとかも色々あった中で、メンバーたちが一緒に乗り越えてくれたりとか、相談に乗ってくれたりとか、アドバイスしてくれたりというのも含めて、僕一人の成長をみんなで一緒に支えてくださったのが、僕としてもこの3年間の中ですごく大事な時間だったし、ここにいないメンバーやスタッフさんも含めて感謝する時間が本当に多かったのと、今回の作品は特にそれを感じる瞬間が多かったので、感謝の気持ちを持って、そして観に来てくださるファンの皆様にも感謝の気持ちを持って、最後まで笑顔で皆さんに感動をお届けできるように精一杯頑張れたらなと思うので、僕たちの成長を皆様にお届けできたらなと思っております。
宮内 もう3年経つのが信じられないぐらいあっという間だったなというのが正直な気持ちで、始まった時は僕もみんなとのお芝居を成立させるのが最初すごく大変で、どうやれば…というのを自分で試行錯誤していたんですけれども、そんな時に鳳先輩はじめteam鳳のみんなが、お芝居じゃないところでもコミュニケーションをたくさんとってくれて、いっぱい協力してくれて、シーンを一個一個作っていけたので、今回もシーンを作る時にいろいろ話したりもしたんですけれども、なるべく外でのコミュニケーションじゃなくて、お芝居をしている中でのコミュニケーションをお互いが楽しんで良いシーンを1つ1つ作っていけたら、最初苦労していた自分たちのファイナルにふさわしいんじゃないかなと思いながら頑張ろうと思っております。
松井 この3年間あっという間でしたけど、僕にとって「スタミュミュ」は帰る場所だったなって思います。ありがたいことに数ヶ月に1回集まる場所があって、そのために他のところで学んだことをこれに生かそうという思いでやってきました。思い返すと最初って本当に何もできなかったなとか思うんですけど、回を重ねるごとに、これもできるようになった、あれもできるようになった、同じ曲をやった時にちょっと歌えるようになった、というその成長過程を作品と共に積んでいけたかなと思いますし、それでもまだ届かない壁とか、吉原さんの歌とかやっぱり圧倒的ですし、さらに追いかけたい背中があったり、本当に素敵な作品に出会えたなと思います。
吉原 (松井に向かって)ありがとうございます。みんなも言うように、この期間が僕としても先輩として成長させてくれたというか。みんなが苦戦していたところがうまいくとむちゃくちゃ嬉しいし、ちょっとうまくいかなかったなみたいなところは何か言ってあげられることあるかな、みたいな。そういうマインドがみんなと過ごす時間を経てすごく育ったなという部分が、team鳳として一緒に過ごしてきて一番の財産になったかなと僕は思っていて、本番が始まってもきっとそういう日々が続くとは思うけれども、それこそもう愛おしく思い始めているから、一個一個を大事に…俺はもう(2ndシーズンで)卒業して終わりでみんなとさよならかなって思っていた部分も少しあったから、そういう意味ではかけがえのない時間をより感じているので、もうちょっと先輩として同じ時間を過ごせたらいいなと思っております。
井阪 皆さんの思いを背負って僕たちも演じますので、楽しみにしてくださっている方の期待に応えるのが一番ですけど、この作品が成功することを祈るというか、自分も出ていますが、(演出家の)吉谷さんからはそれこそずっと出演していたかのようにアンシエントは自由にのびのびやってほしいと言われているので、やっぱりね、最高を超えていきましょう!よろしくお願いします。
Q3,登壇者を代表して、シリーズ最終章開幕に向けて
三井 なんといっても待ち望んでくださるお客さんもたくさんいると思いますので、そういった全ての方にこの作品が届くように、そして笑顔で僕らもこの最終公演が終えられるように、まずはそこを本当に切実に願っております。観に来てくださった皆さんに関しては、「スタミュミュ」という作品はとても愛の大きい作品なので、スタッフの方々、キャストのみんなの思いのこもった作品なので、そういった僕たちの気持ちがお芝居や歌にのって、最高のギフトになるような、そんな体験をしていただきたいなと思っています。最終公演ということで、1公演も手を抜かず、全力で全キャストが届けますので、皆さんにはぜひ劇場まで足を運んでいただきたいなと思っておりますし、観に来ていただけたらすごく嬉しいです。お待ちしております!
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