舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古・無限城 突入|初日会見&公開ゲネプロレポート

©吾峠呼世晴/集英社 ©舞台「鬼滅の刃」製作委員会

吾峠呼世晴による人気漫画『鬼滅の刃』の舞台シリーズ第6弾となる『舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古・無限城 突入』。刀鍛冶の里での激闘を制した炭治郎たちが、宿敵・鬼舞辻無惨との戦いに備え、鬼殺隊最強の剣士“柱”のもとで厳しい訓練を受ける“柱稽古”と無限城での戦いが描かれる。
初日を前にゲネプロと会見が行われ、会見には竈門炭治郎役の阪本奨悟・高橋 颯(Wキャスト)、竈門禰豆子役の高橋かれん、我妻善逸役の植田圭輔、胡蝶しのぶ役の門山葉子、鬼舞辻無惨役の佐々木喜英、獪岳役の一色洋平、童磨役の浦井健治が登壇した。

Wキャストについて聞かれた阪本は「お互いに刺激を受け、二人で竈門炭治郎という役を磨くことができました。颯にしかできない炭治郎になっていますし、お互いを尊重しながら今日まで来ることができたと思います」と語り、高橋も「稽古では奨悟さんと交互に演じることがあり、勉強になることばかりでした。自分も演じる役なのに、見ているとすごくワクワクして、濃密な時間でした」と振り返る。

今回描かれるのは『柱稽古・無限城 突入』。因縁の戦いである童磨vsしのぶ、獪岳vs善逸が見どころの一つになっている。
浦井は「稽古場でたくさんお話しし、一緒に作ってきた同志のような感覚です。阿吽の呼吸に注目していただけたら」と話し、門山も「しのぶ役として、勝手に募らせてきた童磨への強い憎しみを爆発させたいです。浦井さんとたくさん相談して作りましたし、浦井さんは童磨のこともしのぶのこともすごく大切に思ってくださっているので心強いです」と笑顔で語った。
一色は「獪岳は描かれていない部分も多くて、考察のしがいがありました。獪岳ノートというものを作って演出の元吉さんと(植田)圭輔さんと共有して。圭輔さんは僕の寄り道にもつきあってくださいました」と語り、植田は「(一色)洋平ちゃんはすごくまっすぐな人。善逸が見ている背中を見せていただいている気がしました」と頷く。
柱稽古については、植田が「皆さんも、どう演出するか気になっているシーンが多いと思いますが、視覚的にも演劇的にも面白いです」と太鼓判を押し、阪本も「舞台「鬼滅の刃」らしい楽しさに仕上がっています」と自信を見せていた。

また、稽古場エピソードを聞かれると、佐々木が「上半身を脱ぐシーンが多いこともあり、制作さんが稽古場にジムのようなスペースを作ってくださいました。皆さんの肉体美も楽しめる舞台に仕上がっています」と見どころを語り、高橋かれんはキャスト・スタッフともに原作を繰り返し読みながら作ってきたことを話して「『鬼滅の刃』を深く愛しているカンパニーで、それが伝わる舞台になっていると思います」と笑顔で話した。

最後に高橋 颯が「作品に関わる皆さんの素晴らしさを日々感じています。楽しんでいただける要素が詰まった作品をお客様にお届けできるのが、僕自身も本当に楽しみです」、阪本が「本当に最高の、誇りを持てるカンパニーだと思っています。今までシリーズに登場したたくさんのキャラクターの想いを繋いでここまで来ましたし、これからも戦っていきます。『鬼滅の刃』という大きな物語を背負い、魅力にあふれた作品をお届けしてますので、ぜひ楽しみに待っていてください」と呼びかけ、会見は幕を閉じた。

<熱さ満点のゲネプロを実施>
最終決戦の火蓋が切って落とされる本作。緊張感あるシーンが続く中で、人間たちが紡いできた歴史、繋いできた思いといった熱いエピソードが描かれる。
柱稽古ではコミカルな描写もありつつ、登場人物一人ひとりの過去や覚悟が語られ、決戦に向けた疾走感のある展開が続く。
無限城突入後は、ドラマティックな楽曲と迫力ある殺陣によって見応えある戦いが繰り広げられた。歌唱や殺陣、演劇ならではの演出や表現によって生まれる熱量を正面から浴び、物語を知っていてもワクワクさせられる。今後の戦いに対する期待と緊張が高まる舞台を、ぜひ劇場で体感してほしい。

本作は2026年6月13日(土)~6月28日(日)まで、東京・MoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000で上演される。

ゲネプロ写真

取材・文・撮影/吉田沙奈

※禰豆子の「禰」の字は、「ネ(しめすへん)」、鬼舞辻の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記
※高橋 颯、高橋かれんの「高」の字は、(ハシゴダカ)が正式表記