舞台『魔法使いの約束』第2章 鮎川太陽&神永圭佑&中村太郎 インタビュー

【左から】鮎川太陽、神永圭佑、中村太郎
©coly/舞台まほやく製作委員会

まほステ第2章、北の国メンバー「僕らが魅了したい」

 

舞台は魔法使いと人間が共存する世界。魔法使いと心を繋ぐ人気の育成ゲーム『魔法使いの約束』の舞台化第2弾に出演する鮎川太陽、神永圭佑、中村太郎の3人に、出演に向けた胸中を語ってもらった。

――第2章への出演が決まった時のお気持ちは?

鮎川 『まほやく』はとてもキレイで幻想的な世界観。でも、ただキレイなだけでもない部分もあって。今後の展開にワクワクしました。

神永 『まほステ』に出演できることはもちろん、コロナ渦で中止になってしまった公演もある中で、また舞台に立てるという喜びが大きかったです。

中村 僕は第1章から出ているんですが、第2章でキャストが倍に増えるんです。培ったものを、第2章のキャストたちとセッションしながら新しい『まほステ』を作っていけたらと思いました。


――役どころについてはどんな印象がありますか?

中村 ブラッドリーは、人間味があるところが好き。元盗賊団のボスでカリスマ性があって、ただ怖いだけじゃない。親しみやすいところもあって、深みがあるんですよ。

神永 オーエンにはまず、「負の感情を好む」ってどういうことなんだろう?と思いました(笑)。でも、そこが逆にミステリアス。どんな風に魅力的にできるか、工夫していきたいです。

鮎川 ミスラは北の国だからか冷たいような部分があるんですけど、それを自然に彼の普通としてできるようにしたいです。そのため、役が決まってからミスラと同じ髪を赤にしたり、ミスラの印象がワニっぽいなと思ったので役作りの参考に動物園にワニを観に行ったりしました。


――稽古で楽しみなことは?

神永 演出のほさかようさんとは初めてですが、役者仲間から話を聞いていたので、ご一緒できるのが楽しみです。ほかにも7年ぶりの共演や、以前からの知り合いとの初共演など、いろいろな縁が今作につながっていて、どんなカラーになるのかも楽しみです。

鮎川 キャスト、スタッフさんと稽古場で会えるだけでもう幸せ。その先に、公演を待っているお客さんがたくさんいるので、ちゃんと本番を迎えられるようにしていきたいです。

中村 1章をやり終えたキャスト、そこに2章キャストがたくさん考えて、想いを持って仲間に加わってきてくれる。それがどうなるのか、楽しみです。本当に雰囲気いい現場なので、イイ感じで交わっていけるんじゃないかな。


――仕事を頑張るためのエネルギーはなんですか?

中村 今はコロナ禍で難しいけど…みんなと話す時間ですね。あとはゲームかな。

鮎川 僕は稽古や本番が一番楽しみで、それ以上がない。だからやることが詰まっている方がいいんです。あとは…お風呂かな?

神永 舞台が終わるごとに、暴飲暴食(笑)。テーブル一杯に食べきれないほど並べるのが、僕の打ち上げになっています。


――公演を心待ちにしているファンにメッセージを!

中村 第1章は土台で、だからこそ今回がすごく大事。今後上演する第3章に繋いでいくためにも、もっと盛り上げるためにも、頑張りたいと思います。

神永 『まほやく』はたくさんの人に愛されているコンテンツ。その世界観にどっぷり浸かってまほステをつくっていけるよう、精進しますので楽しんでください!

鮎川 今回で北の国のメンバーが揃ってカラーも色濃く出ると思うので、僕たちがみなさんを魅了していきたいですね。楽曲や、誰と誰が絡むかなど、いろいろ予想してきてください!

 

インタビュー・文/宮崎新之

 

※構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載

掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布

 

【プロフィール】
鮎川太陽
■アユカワ タイヨウ ’91年、東京都出身。舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』シリーズなどに出演。

神永圭佑
■カミナガ ケイスケ ’94年、茨城県出身。舞台『あんさんぶるスターズ!』シリーズに出演。テレビアニメ版の声優も務める。

中村太郎
■ナカムラ タロウ ’96年、千葉県出身。MANKAI STAGE『A3!』シリーズなどに出演。