主演は窪田正孝!『舞台・ エ ヴァンゲリオン ビヨンド 』キャスト・公演詳細解禁!!

今年5月6日より新宿の新たなランドマークとなる「東急歌舞伎町タワー」6階に完成する新劇場 「THEATER MILANO Za」 こけら落とし公演として上演される 『舞台・ エ ヴァンゲリオン ビヨンド 』。これまでに多くの人々を魅了し続けてきた 『 エヴァンゲリオン 』 が今回、舞台となり新たなエンタテインメントとして繰り広げられることに!このたび、その舞台の気になるキャストが発表された。主人公である青年・渡守ソウシを窪田正孝が務める。

本作で描かれるのは、 壊滅的な状況になった地球と生き残った人々。人類再生の切り札を発見し、希望に向けて突き進む「エヴァンゲリオン」と搭乗する14歳の少年少女たち。しかし、計画に繋がりを持つ青年・渡守ソウシ(窪田正孝)は、新たな悲劇の扉が開くのを目撃。真相を探るため、ソウシは特務機関の女性・瑞穂ユウ(石橋静河)に接触する――といった、舞台ならではの演出によるオリジナルの物語が展開する。

ローレンス・オリヴィエ賞など数々の 受賞歴を誇るシディ・ラルビ・シェルカウイ が 構成 ・演出・振付!
本作の構成・演出・振付を手掛けるのは、演劇やコンテンポラリーダンスの公演はもちろんのこと、バレエ、オペラ、歌劇などの演出・振付でも幅広く活躍し、新作を発表するごとに常に世界中の注目を集める世界的天才振付家であるシディ・ラルビ・シェルカウイ。その活動は高い評価を得て、2014年には母国ベルギーで国王から爵位の名誉称号を授与されるなど、現代舞台芸術を牽引する存在だ。日本文化への造詣も深く、これまでの渋谷・Bunkamuraとのコラボレーションでは、2012年に『テヅカ TeZukA』の構成・振付、2015年と2018年には『プルートゥ PLUTO』において演出と振付を務め大きな話題となった。
さらに上演台本は、劇団はえぎわの主宰で、俳優・脚本 家 ・演出家として活躍するノゾエ征爾が手掛ける。卓越した発想力とユーモアに富み、丁寧な作劇で、独特の奇想天外な世界観を愛情一杯に描く、気鋭のクリエイターとしても知られている。

主演を務めるのは、ドラマ・映画と映像を中心に活躍する窪田正孝。2019年に上演された『唐版 風の又三郎』以来4年ぶりの舞台出演となる。これまでBunkamuraで参加した2作品はどちらも唐十郎の作品。その独特で詩的な台詞の数々を見事に客席に届けた窪田が、シェルカウイとノゾエの創り出す新たな『エヴァンゲリオン』をどのように表現するのか、期待が高まる。

また、共演には、注目の若手実力派俳優として多彩に活躍する石橋静河、数々の作品で 強烈な個性を放ち話題を集める村上虹郎、人間味あふれる演技と確かな存在感が光るベテランの田中哲司ら、豪華なキャストが集結!
『エヴァンゲリオン』の新たなエンタテインメント誕生の瞬間はぜひ劇場で!

なお、本作は東京公演の後、6月からは長野・大阪での上演も予定されている。

上演台本を手掛けたノゾエ征爾&主演・窪田正孝ほか出演者からコメント到着!

ノゾエ征爾(上演台本) コメント
耳を疑った。エヴァを演劇で。なぜわざわざそんなことを。意味がわからなかった。大学生になって間もない頃だったと思う。友人が今ハマっているというテレビアニメを見せてくれた。鋭利なロボットがビル群を跳躍し、咆哮し、そのパイロットの少年は泣き叫んでいた。
なんだこれは。理解しきれないものを浴びせられて脳がブルブル震えていた。25年ほど経ってその渦中に身を置く とは露知らず。今はリアルに身体が震えている。怖い。ひたすら怖いのです。
しかし、いつしかその震えが、武者震いのようにも感じられ始めている。ラルビ氏の構想や演出プランが深まるにつれ、不確かな不安をナンセンスに感じた。このラルビエヴァ、乗るしかない。三歩進んでは三歩下がるような執筆がもう 2年近く続いている。きっとこれは終わらない。上演されても終わらないものがここにある。震えがおさまることは、とうに諦めている。皆さんには、きっといい震えを。

窪田正孝 コメント
舞台版は物語も登場人物も変えて新たなシナリオで描くことになりました。神、人類、戦争、侵略、破壊、そして再生。エヴァが描くメッセージを、蠢く今この時代に演劇を通して観客に直接届けられたらと思っています。
本来、手を出してはいけないエヴァンゲリオンという山のように高い壁に挑む事を真摯に受け止めてビヨンドを完成させたいです。

石橋静河 コメント
お芝居を始める前から憧れていて、いつか一緒に仕事をしたいと思っていたシェルカウイさん。自分が想像していたより早く夢が叶って、ワクワクが止まりません。「エヴァンゲリオン」の世界を新たな形にするということはあまりにもプレッシャーが大きすぎると感じていますが、シェルカウイさんや窪田さんら素晴らしい才能の方々と一緒に、この偉大な作品の核にあるものを捉え、表現することは、激動の時代である今、大きな意味をもつと強く感じています。お楽しみに!

村上虹郎 コメント
これはまたもの凄い大渦に巻き込んで頂きました。大変な事になりました。とにかくこれは未知なるエヴァンゲリオンです、しっかりと喰らいついていきたいと思います。乞うご期待。

田中哲司 コメント
エヴァンゲリオンを初めて観た時は衝撃的でした。マジンガーZで育った僕のヒーロー像とはかけ離れた、善と悪が混在した存在だったからです。そして今回、歌舞伎町に新しく出来る劇場のこけら落としで、 舞台版 エヴァンゲリオン を上演する。それに参加出来るのをとても嬉しく思います。もう描き切った感のあるエヴァンゲリオンを、新たにどういう形で舞台に上げるのか。エヴァンゲリオン世代でない僕でさえワクワクします。どうぞご期待 くだ さい!