8年ぶりの開催!総勢34キャラクターが集結☆「いろいろ ドルフェス 2023」公演レポート

8年ぶり「ドルフェス 2023」開催!6ユニットが魅惑のパフォーマンスを披露、夢のコラボも!

8年ぶりの復活を遂げた「いろいろ ドルフェス 2023」が9月23日(土・祝)、東京・品川のステラボールにて開催され、「プライムーン/新生フルムーン」、「GS382」(アイドルステージ)、関東サンリオ男子、関西サンリオ男子(ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』)、「Prid’s」(ジュエルステージ『オンエア!』)、そして神戸セーラーボーイズの計6ユニット、総勢34ものキャラクターたちによるパフォーマンスが繰り広げられた。

オープニングではプライムーンによる「Music Fighter」に始まり、関東サンリオ男子・関西サンリオ男子の「キラキラ」、キリコとななみの「純情レクイエム」、神戸セーラーボーイズの「ボクラカラー」、Prid’sの「Now On Air」、GS382の「まほろば」、新生フルムーンの「Sleeping Beauty ~心のしるし~」、再びGS382の「威風堂々」、そして全メンバーによる「Dolly Days」と怒涛のダンス&パフォーマンスのメドレーで冒頭から会場を熱狂に包む。

各ユニットの挨拶に続いて、それぞれのユニットのパフォーマンスがスタート。GS382がトップバッターを務め、「まほろば」、「禊」、「暁-2022年に愛を込めて-」の3曲を華麗に歌い上げる。トークでも、加賀深友、焼田侑弥、富蛇田仁、一橋キリコ、武部南波の5人が自己主張強く「今日は俺に会いに来てくれてありがとう!」とファンの奪い合いを繰り広げるなど、ワチャワチャと仲の良い様子を見せて会場を笑いに包む。

続いて「トップは俺たちだ!」(輝崎千紘)の声と共に、きらびやかな衣裳に身を包んで登場したのは「ジュエルステージ『オンエア!』」からPrid’sの5人。この日は「譲れぬ誇り」、ファンの前で披露するのはこれがはじめてとなる「Glorious Flaw」、そして「真夜中の一秒前」の3曲を披露し、ファンを魅了した。

続くステージでは、複数のユニットが集う「ドルフェス」ならではの企画として、各ユニットのメンバーの夢のコラボによるダンスパフォーマンスが展開!赤河望(フルムーン)、加賀深友(GS382)、吉野俊介(関東サンリオ男子)、紫崎怜生(関西サンリオ男子)、輝崎千紘・輝崎 蛍(Prid’s)、中川月碧・田中幸真(神戸セーラーボーイズ)が普段のユニットとはまた違った異色の組み合わせによるダンスで会場を盛り上げ、客席からは歓声が飛んだ。

続いて、今年の4月に結成されたばかりの関西発の10人組演劇ユニット「神戸セーラーボーイズ」が登場。10人組という特性と高い身体能力を活かし、アクロバティックなダンスやパフォーマンスを織り交ぜつつ「ボクラカラー」「20 for colors」を元気いっぱいに歌い上げる。さらにはゴダイゴの往年の名曲「銀河鉄道999」やプリンセス プリンセスの大ヒットナンバーである「ダイヤモンド」といった懐かしい楽曲のカバーも披露し、会場は熱狂に包まれた。トークでは、やや緊張した面持ちでひとりずつ自己紹介をするなど、初々しくステージをつとめあげる姿に客席からは大きな歓声が飛んでいた。

さらに、関西サンリオ男子が「NANA色の青春」、関東サンリオ男子が「One World, Connecting Smiles」を披露。関西・関東がそろってのステージでは、神戸セーラーボーイズとのコラボも実現し「スモールギフト、ビッグスマイル」、「Can you fall in love?」の2曲のパフォーマンスが行われ「ハローキティ」、「キキ&ララ」、「ポムポムプリン」「シナモロール」、「クロミ」など、それぞれのお気に入りのサンリオのキャラクターをコールするシーンでは、会場も一体となってコールするなど、会場は大きな盛り上がりを見せる。

そして、トリを務めたのは新生フルムーンとGS382。新生フルムーンによる「エキゾチックラバーズ」、「Prime of the moon」、「Sleeping Beauty ~心のしるし」、そして新生フルムーンとGS382による「Moonlight Serenade」のパフォーマンスに詰めかけたファンは酔いしれた。

フィナーレはオープニングと同様に各ユニットによるメドレーで、GS382は「禊」を、さらにPrid’sが「Now On Air!」、神戸セーラーボーイズが「ボクラカラー」、関東サンリオ男子&関西サンリオ男子が「キラキラ」、そして新生フルムーンが「Thank you for…」を披露したが、このフィナーレでは他のユニットのパフォーマンスの最中に、それぞれのユニットのキャラクターたちが客席に乱入!関係者も座る2階席も含め、34キャラクターたちが会場全体に入り乱れるという“異常事態”に客席のファンは大興奮。客席のあちこちから悲鳴のような歓声が上がっていた。そして最後は再び全員で「Dolly Days」を熱唱した。

声出しOKということもあり、ファンたちは思い思いにキャラクターたちの名前を呼び、歓声を上げる。アーティストたちとのコール&レスポンスも繰り広げられ、カラフルなサイリウムが客席を染め上げ、マラカスの音があちこちから響くなど、1時間40分にわたる公演は最初から最後まで熱気に包まれていた。さらに退場時には、キャラクターたちよるお見送りもあり、ファンにとってはたまらない、充実の公演となった。

なお公演の模様はニコニコ生放送でライブ配信されており、9月30日(土)まで見逃し配信を視聴可能となっている。