過去最大規模のライブは大盛り上がり必至!
日本武道館、大阪城ホール、さいたまスーパーアリーナにて、それぞれ2days行われるミュージカル『刀剣乱舞』~真剣乱舞祭 2017~。これまでミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ4作品に出演した刀剣男士・十六振りが出陣。会場のキャパシティ、出演人数ともに前回を大きく上回るライブとなる。
盛り上がりを悠然と受け止めるのは、三日月宗近役の黒羽麻璃央。
黒羽「ごく一部の方しか立てない場所、見られない景色を見られることが純粋に嬉しいです。審神者(=『刀剣乱舞』におけるプレイヤーの名称)の皆様、関係者の方々から感じるプレッシャーも多少ありますが(笑)、それはそれで楽しみです」
名だたる刀剣が戦士の姿になった刀剣男士たちが、歴史を守るために戦うゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした人気ミュージカル。チケットは即完売が続いており、TV出演や海外公演も展開している。
黒羽「なにより原案のゲームに人気があるというのが一番。その上で役者、スタッフさん、作り手の人間全員が『刀剣乱舞』という世界観をリスペクトしていることが人気の理由なのではないかなと思います」
十一月の新作公演にて約1年ぶりに三日月宗近を演じる黒羽だが「不安はまったくないです」と断言。
黒羽「出陣が発表になった際、僕自身のSNSで“ただいま”という言葉を発しましたが、よくよく考えるとミュージカル『刀剣乱舞』の本丸(=刀剣男士たちの拠点)には、三日月宗近はずっと居たんですよね。ですので、自分が再び出陣できるという高揚感を持って、任務を遂行できたらと思います」
二部構成となっている公演の2部も、刀剣男士たちによるライブパフォーマンスだ。黒羽はそれを「この時代の刀剣男士としての戦い方」だと語る。規模が拡大しても、向き合い方は変わらない。
黒羽「ライブという形は、審神者の皆様も一緒に、“ミュージカル『刀剣乱舞』を作り上げる”という任務を遂行していただいているもの、だと思っています」
期待と興奮を味方に、刀剣男士たちは真っ直ぐにステージに立つ。
インタビュー・文/片桐ユウ
※構成/月刊ローチケHMV編集部 10月15日号より転載
掲載誌面:月刊ローチケHMVは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布
【プロフィール】
黒羽麻璃央
■クロバ マリオ ’93年7月6日、宮城県生まれ。舞台、映画、ドラマなどで幅広く活躍中。