『ティーメィツ』&『ワタナベお笑いNo.1決定戦2025』&『ワタナベお笑いライブWEL』|四千頭身 インタビュー

新ライブ『ティーメィツ』始動&ABEMA presents『ワタナベお笑いNo.1決定戦2025』開催

──5月からゲストを招き開催するツーマンライブ『ティーメィツ』が始まりますね。このライブのきっかけは?

後藤 ここ数年、毎月新ネタ3本をおろすライブをやっていたのですが、3本用意することを優先して、クオリティがおろそかでした。今後は結果を残している人たちをゲストに呼んで、じっくりいいネタを作って成長できたらなと。

都築 お客さんはもちろん、ゲストにも僕らのネタを観てもらいたいんですよ。第1回ゲストの東京ホテイソンとは昔から一緒にやっていた仲だけど、意外とこの交友関係も知られていないのかもしれないよね。

後藤 あと、東京ホテイソンならチケット売れそう。

石橋 大事だね(笑)。僕、たけるくんと仲良くてよく会うんですけど、ご飯に行くくらいで、仕事現場で会うことがなくて。だから今回一緒にライブができるのは嬉しいです。

──『ティーメィツ』に興味を持った方にお誘いメッセージをお願いします

後藤 ネタも企画も面白いものを考えています。東京ホテイソンのネタも観られます!

石橋 たけるくんが言うには、今東京ホテイソンがやりたいネタをここにぶつけてくれるって。本気でやってくれそうなので、僕らも本気でぶつかり合いたいです。

後藤 でもネタ作ってるのショーゴくんじゃん。

都築 あと、東京ホテイソンで集客しようとしすぎじゃない?(笑)。

石橋 えーと、これまで100本以上作ってきた中からしっかりと強いネタを仕上げたいです。僕らの賞レースの前準備として、最高のライブにします。

──賞レースといえば、ワタナベエンターテインメントの中で一番面白い芸人を決めるABEMA presents『ワタナベお笑いNo.1決定戦2025』が今年も開催されますね

後藤 普段は仲間意識がありますけど、この日だけは全員スベってほしいと思いますね。

都築 1年で一番後輩にムカつく日。

石橋 たしかに。

後藤 これまで「コントの方が勝ちやすい」と言い訳をしてきましたけど、後輩の豆鉄砲が漫才で優勝してから言い訳できなくなりました。

都築 学生時代の同級生とかに「漫才は難しいんだよね~」とか言っちゃってたもんね。

石橋 そんなこと言うなよ(笑)。

──競う相手には、ぱーてぃーちゃんやリンダカラー∞など、トリオがたくさんいます

後藤 やっぱり僕らの背中を見て、でしょうね。

都築 自分で言うなよ!でも実際、僕らが出た後、養成所にトリオ漫才師が増えたんですよ。

後藤 結局、軒並み消えていったな。やっぱり漫才で3人は難しいんだよ。

都築 先輩から「トリオだと展開増やしやすくていいな」と言われることがありますけど、いや、それはコントだからだよって思いますよ。

後藤 そう、漫才は最初から舞台に3人いるんだもん。途中から出てきたりできないもん。そんな中で、僕らはM-1グランプリ準決勝経験がありますから「トリオ漫才コンテスト」があれば1位のはずなんですけどね。

石橋 狭い賞レースだな(笑)。

後藤 僕、実は未来からきたんですけど、今年は僕ら優勝してます。2位はちゃんぴおんず。

石橋 伝わりづらいボケだなあ。

――目指すは優勝ですね

後藤 この賞レースは毎年ダークホースが決勝に上がるから見応えがありますよ。僕らも初めて挑戦した年にハライチさんに勝ってますから。

石橋 そうそう。

後藤 今の僕らは正直、「いつまで出てるの」という目で見られる立場になってきたので、そろそろ優勝して有終の美を飾りたいですね。

インタビュー・文/釣木文恵
Photo/中田智章

【プチ質問】Q:手土産を選ぶポイントは?
A:
後藤 どこのお菓子がおいしいとか僕は知らないので、ポテチを箱買いしたり。ちなみにトリオとして誰かに渡すときは、石橋がデパ地下とかでセンスあるものを選んでくれます。

石橋 そうですね(笑)。もし持って帰るとなっても、荷物にならないように選びます。

都築 プライベートも含めて特にお世話になってる方であれば、僕がやっているアパレルブランド「HIROKI TSUZUKI」の肌着などをプレゼントすることはあります。

※構成/月刊ローチケ編集部 5月15日号より転載
※写真は誌面と異なります

掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布

【プロフィール】

四千頭身
■ヨンセントウシン
都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大からなるお笑いトリオ。脱力系漫才で人気を集める。