ブルース寄りの渋めなライブになる?音楽好き、集まれ!!
TEAM NACSのメンバーとしての活動はもちろん、ひとりの表現者として映像や舞台でも精力的に活躍中の音尾琢真が、ソロ活動の一環として昨年に続き今年もLive Tourを敢行!しかし『Fiftieth street』と題されているものの、音尾本人によれば「特に節目とか、生誕50周年ということは意識しません。僕としては、そもそも音楽が好きなので、そもそもギターが好きなので、ただ純粋にライブをしたいだけなんです!」とのこと。
「とはいえ、まさに3月21日の僕の誕生日前後に一緒に過ごせるのは、私を好きな方にとってはそれだけで充分な催しかもしれませんね。まあ、こちらからは別に祝えとは言いません。あなたが祝いたいと思ったタイミングでハッピーバースデーなどと歌ってくだされば、私はいつでも受けて立ちます。私のほうから何か用意するなんておこがましいですから。私はただ、祝われに行くだけです(笑)。」
そんなことを言いつつ、実は「昔から早く50歳になりたいと思っていた」とも打ち明ける。「漠然と、自分はきっと50歳から大変なことになるぞ、いい調子に人生を楽しく過ごせるようになるはずだと信じていたんです。あくまで、勘ですけどね(笑)。」
ちなみに前回のタイトルは『This is who I am』、つまり“これが私だ”というのがテーマになっていたライブだった。
「ふだんは、作品の中で与えられた役を演じることで自分を表現しているのですが、ライブでは完全に私個人としてステージに立つわけで。喋りたければお客さんと喋ることもでき、笑いたい時に自由に笑うこともできる。改めてライブとは、そうやって自分を解放できる場所だったんだということを前回、初めて知りました。これがOFFICE CUEのイベントとかジャンボリー(CUE DREAM JAM-BOREE)だと、あれはあれで役割がきっちりあるのでまったく別モノなんですよね。そういう意味では、やはり自分が作った音楽を奏でて、それを聴いてくれるお客さんがいて、その時間を一緒に楽しめるというのは、もうすぐ50歳を迎える僕がようやく見つけることのできた一番楽しいことかもしれなくて。人生においての大事な楽しみを見つけちゃった!という感じもする。なので、音楽は私にとって他のお仕事とはまた違う、特別なものでもあるんですよ。」
演奏する楽曲は、過去に作った曲に加え、新曲も増やして構成する予定だ。
「実のところ、私がバンドをやりたいとかライブをしたいと言っているのは、自分が歌いたいからではないんですよ。歌は上手いことは上手いんですけどね?と、一応言っておきますが(笑)。とにかく、ギターが弾きたいんです。どっちかというとジミ・ヘンドリックス、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、そしてジョー・ボナマッサになりたいんです。クラシックなスタイルのブルースがとても好きなので、自分の着地点としては、ブルースギタリストになることが目標なんですよね。というわけで新しく用意する曲はかなりブルース寄りの、渋めの音楽になるんじゃないかと思われます。その一方でギターだけでなく、ギターアンプやエフェクターも大好きという、機材マニアの一面もあります。ですから“ああ、このアンプを使うんだ”とか“そのギターはヴィンテージ?いやカスタムショップね”みたいに、わかる人にはわかるものを使っていますので。ファンの皆さんはもちろんなんですが、もし機会がありましたら音楽好きの方々にもぜひとも集まっていただきたい。お待ちしていますよ!」
インタビュー・文/田中里津子
※構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載

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【プロフィール】
音尾琢真
■オトオ タクマ
演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー。数多くの映画やドラマに出演する実力派俳優。
