目の前で繰り広げられる夢のダンスパーティをぜひ生で体感して
全世界70ヶ国以上、40年近くにわたり愛され続けている氷上のミュージカル、ディズニー・オン・アイス。今年は「リブ・ユア・ドリームス」をテーマに、ディズニーのプリンセスたちが夢を追い求める姿を描いていく。この華やかなショーを盛り上げるスペシャルサポーターを、2014年に続き2回目となる中川翔子が務めることになった。
中川「ディズニー・オン・アイスは、ディズニーの世界を生で体験するように入っていけるところがやっぱりスゴイ。滑る音まで聞こえてきそうな臨場感があって、映画でもみられないほどキャラクターも勢ぞろい。大好きなキャラクターが目の前にいるというだけでもワクワクしますよね。ミッキーは氷の上も滑れて、何でもできる僕らのリーダーだということを改めて実感させられます」
今回は、モアナ、アナ&エルサ、ラプンツェル、ベル、シンデレラとプリンセスが次々と登場。その中でもやっぱり中川が気になるのは、自身が吹替を務めているプリンセスのラプンツェルだ。
中川「やっぱりラプンツェルは殿堂入り(笑)。魔法の髪を使ってのエアリアルは以前、練習を拝見させていただいたんですが、一歩間違えれば命の危険があるほどの技。なのに、それをまったく見せずに笑顔で魔法の世界にいざなってくれるんです」
ディズニーならではのストーリーの素晴らしさだけでなく、鍛錬に基づいたショーとしての素晴らしさも大きな魅力だ。
中川「ラプンツェルに限らず、どのプリンセスも生で見たときに、肉体の鍛錬のスゴさに驚かされます。プリンセスたちは幸せになるために、いろいろな困難や苦労をしていますよね。ディズニー映画では、幸せになるまでの辛いこともしっかり描かれているところも好きなんですが、それを氷の上でドラマとして見せてくれる。心が折れそうになるときも、それでも諦めなかったり、大切な人を信じたりするような心の強さが、鍛錬を重ねた体で美しく表現されているんですよね。名場面が次々に出てくるので、懐かしい気持ちや、きっと映画を見たことがなくても、なんて素敵!と幸せな気持ちになれるはず。プリンセスたちとは全然違う人生ですけど、自分に辛いことがあったときに、これが幸せのカギというヒントがあるかも知れません」
映画「リメンバー・ミー」のミゲルたちが早くも披露されたり、プレショーには久しぶりにくまのプーさんが帰ってきたりと、今回ならではの見どころもたくさんある。
中川「『リメンバー・ミー』は大好きな作品で、劇場でも2回観に行っているんです。あの作品が氷の上でどんなふうに出てくるかな?と期待しています。プーさんは、ディズニー・オン・アイスでは約30年ぶりとレアキャラ!レジェンドが降臨する感じがあるので、プレショーから楽しみです。レアだって予め知っておくと、幸せが増すかも(笑)」
ショー本編もさることながら、中川さんは開演前の時間にも注目ポイントがあると話す。
中川「会場は写真映えする場所や気分を盛り上げてくれるグッズなどもあるので、少し早めに行ってその雰囲気を満喫してほしいですね。はしゃぐ子供たちもいて、そういうお子さんを見ていると一生忘れられない思い出になるだろうな、と思います。家族やカップルで来てもロマンティックな時間になるはず。夢のダンスパーティが目の前で繰り広げられるので、ぜひその世界に浸ってください!」
インタビュー・文/宮崎新之
Photo/中田智章
※構成/月刊ローチケ編集部 6月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります
掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布
【プロフィール】
中川翔子
■ナカガワ ショウコ “しょこたん”の愛称で親しまれるマルチタレント。タレント、女優、歌手、声優と幅広いジャンルで活躍する。