2009年に初の全国ツアーを行い、今年で7回目。毎年恒例となったサンドウィッチマンの全国ツアー「サンドウィッチマンライブツアー2015」が、8/1[土]、2[日]東京・紀伊國屋サザンシアターでの2日間を皮切りに、全国10カ所11公演で開催される。
伊達「全国ツアーは年間の活動の柱であり、勝負なんです。これが柱になって色んな仕事につながっていると思うし、必ずソールドアウトにするというのが自分たちのなかでの勝負で。毎年、すごくやりがいを感じてますね」
「M-1グランプリ2007」でその名を広め、ハイクオリティなネタに定評のあるサンドウィッチマン。バラエティなどでの露出が多いからこそ、ネタへのこだわりは徹底している。
伊達「やっぱりネタで評価されて、テレビに出させていただいてると思うので。ものすごくシンドいですけど、ネタにはこだわってます」
富澤「全国ツアーは年始からなんとなく意識しはじめて、3カ月前くらいから本格的に準備を始めるんですが。実際に公演してみて少しずつ変わっていくんで、結構な時間をかけて作ってます。僕らは、テレビだとテンポのいいネタのイメージが強いと思うんですけど、ライブはそれだけじゃない部分も多いんで。そこも含めて好きになってもらえたらうれしいです」
ネタの面白さはもちろん、凝りに凝った幕間のVTRなど、サービス精神に溢れた彼らの舞台。観客に話しかけたり、仲良さそうにふたりで話すアドリブなども、生のライブの魅力だ。
伊達「まずは自分たちが楽しみたいっていうのがいちばんですけどね。『仲いいですね』っていうのは最近、またよく言われるね」
富澤「まあ、同級生ですからね。途中から組んだコンビだったら分からないけど、関係性が高校時代と何も変わらないですからね」
夢や目標について聞くと、「いま、十分すぎる活動をさせていただいているんで、これ以上の欲はないかもしれないですね」と謙虚に語った伊達。
伊達「ただ、全国ツアーを毎年やりつづけるというのは、長年の夢であり目標です。4500円って決して安くないけど、それでも人を呼べるコンビでありつづけたいと思ってます」
富澤「ま、僕は100円でも多く、お金が欲しいですけどね」
伊達「最低だな、オマエは(笑)」
彼らのライブで特徴的なのは、客層の幅広さ。観客を選ばない彼らの舞台は、老若男女問わず大いに笑わせ、夢中にさせる。
富澤「ネタはある程度、幅広い層に笑ってもらえるように作っていますけど、なぜか男性ウケするネタが多くなっちゃいますね」
伊達「若い女性をまったく意識しないんです(笑)。結果、男性も多いし親子三代で観に来てくれる人もいて。初めてお笑いライブを見るなら、僕らのライブがいちばんだと思います」
インタビュー・文/フジジュン
Photo/植田真紗美
構成/月刊ローソンチケット編集部
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【プロフィール】
サンドウィッチマン
‘98年結成、宮城県出身の伊達みきお(左)、富澤たけし(右)によるお笑いコンビ。「M-1グランプリ2007」で優勝。テレビや舞台で活躍するほか、自身の地元である宮城にも大きく貢献している。
【公演情報】
サンドウィッチマンライブツアー2015
日程&会場:
8/ 1[土]・2[日] 紀伊國屋サザンシアター
8/ 8[土] 石川県文教会館 ホール
8/16[日] 郡山市民文化センター 中ホール
8/29[土] 三木記念ホール
9/ 5[土] 松下IMPホール
9/13[日] 福岡国際会議場
9/19[土] 共済ホール
9/25[金] 名古屋市芸術創造センター
10/17[土] 電力ホール
10/30[金] 浦添市てだこホール 大ホール(追加特別公演)
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