ロロ 三浦直之 『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』 インタビュー

001-1

 このところの三浦直之の躍進は目覚ましい。劇団を立ち上げて間もない20代前半から注目を集めた才能と幸運の持ち主ではあったが、昨年6月の『ハンサムな大悟』で明らかに新たなフェーズに突入。三浦本人が多用した「ボーイ・ミーツ・ガール」という言葉に象徴される恋愛ものから、世界のありよう全体を描くことへ興味がシフトした。新作『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』(以下、『あなた物語』)はさらにそのテーマが進化/深化。高校演劇のフォーマットに則ってシリーズ創作を続けている『いつ高』(シリーズ連作群像劇『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校』)から扱い始めた“不在”を物語の中心に据えた。不在サイドから存在を照らすという野望を三浦に抱かせたものとは──?

── ラストシーン直前までの台本を読ませていただいてのインタビューですが、これは、書きながら自分の書きたいことに気付いていくパターンではなくて、書く前にこれが書きたいというテーマが明確にあったパターンですよね。

三浦「そうですね。『ハンサムな大悟』が終わった時に、この先もしばらく、ひとりの人間の人生をフルスケールで描くことを続けたい気持ちがあって、今回も最初はそれで行こうかと思ったんですけど、書く前に改めて考えて、もっと大きなつながり、一代記じゃなくて二代とか三代記みたいな広がりにしようと。あと、物語についての物語にしたいということも、わりと早くからありましたね。それで、母と娘の物語にして、それぞれを繋ぐものを物語にしようと。

 書きながら、という点では、僕、物語を書きたいっていう欲求はすごく強いけど、じゃあなんでこんなに物語にこだわるんだろう、書きたいんだろうということを、この作品を通して考えられるといいなと思っています」

 

── 三浦さんのつくる話は、常に「その時の三浦直之の物語論」と言えますよね。

三浦「今回の稽古初日に俳優さんにも言ったんですけど、繋がっていないものの繋がりをつくるのが物語だと。例えば僕がここでテーブルをこうやって撫でて、で、僕がいなくなった何時間後、もしくは何カ月か何年か経って、誰かがここで全く同じ場所に触れた時に、僕とその人は知り合いじゃないけれども、フィクションのカメラを通してそのふたつのシーンを観た人は、たぶん、僕とその人の繋がりを考えると思うんです。そういうふうに、繋がってないものを繋げて見せられるのが、物語の力ですよね」

 

002

── 今のお話は、この作品で新たにやりたくなったことというより、おそらく、ずっと抱えているテーマに三浦さん自身が言葉を与えられるようになってきたんだと思います。そしてそれは大きい変化のような気がします。言語化と、作品のスケールが大きくなっていることは無関係ではないと思うので。ご自分では、この1年で物語のスケールが変わってきている自覚はありますか?

三浦「あー……、スケールなのかはわからないですけど、例えば『LOVE02』(2012年)では200年生きているおじいちゃんを出して、それは、一気に大きい時間を飛ばして、大きいもの(世界)を描く狙いだったんですね。でも最近は(大きい世界を描く時に)もう少し具体的な時間を意識するようになっていますね」

 

── 具体的な時間の中で大きい物語を描こうとしているというのは、台本を読んでいて感じました。具体性にぶつけていくことで、物語の強度を上げようとしているなと。

三浦「はい。やっぱり人の一生を描こうとした時に、知らないことはたくさんあるんですよね、僕まだ28歳だから。『いつ高』は自分がかつて経験したことで書けるけど、出産のことなんかは全然わからない。でも、わからないけど想像して具体的に書いてみるのは修行にもなるなと思っています」

 

── 『あなた物語』の端緒になった『ハンサムな大悟』は、まさに出産シーンから始まりましたね。あの作品は観た人の感想だけでなく、今年の岸田國士戯曲賞の最終ノミネートに残るという評価もありました。それは、自分の戯曲を客観視するきっかけになったという意味で、大きな経験になったのではないかと思います。まず、三浦さんの『〜大悟』の手応えと、岸田の所感を教えてもらえますか?

三浦「あれは本当に大きい経験になりました。『ハンサムな大悟』は確かに自分でも手応えがあって、それは、違う質感のせりふを自分が書けるようになったということです。それまでは結構、自分が書くせりふが嫌いだったんですけど、こういう質感も書けるんだって思う瞬間が何回かありました」

 

── その質感を説明してもらうことはできますか?

三浦「また『LOVE02』の話になりますけど、そのあたりまでは内面の独白なんです。君がどれだけ好きかということを、延々と言い続ける長ぜりふを書いていて、自分でも“俺、もういいぞ、それは”と思いながら(笑)、じゃあどうするかと考えていたんです。それが『ハンサムな大悟』では、外側を語る言葉で、それ自体が語れるんだと思えたせりふがあったんです。好きと言わずに好きを描ける言葉をちょっと書けたかなって」

 

── 『あなた物語』は、タイトルでもわかるように不在がテーマだと思いますが、外側を語る言葉で核心を描くのは、不在によって存在を描くこととつながっていますね。

三浦「ですね。『いつ高』シリーズでやっている“今は一緒にいない”とか“以前は存在した”といったことを取り上げようというのは、この台本を書き始める時に決めていました。

それと“自分はこういうリズムで作品をつくりたいんだな”というのがようやくわかったんです。言葉があって、空間が生まれて、そこに俳優がいて、その俳優の声を聞いて、次のシーンをつくる──というようなリズムが、ようやく自分の中でつかめた。このリズムでつくっていけば、きっとおもしろいものができるという手応えもあったんですよね」

 

003

── それは、小説家やテレビの脚本家にはない、劇作家だけの体感かもしれませんね。

三浦「ただ、そういうリズムを優先するつくり方でフルスケールの作品をつくるのは、結構、大変なんです。空間(劇場)との擦り合わせをする時間が必要だから。それもあって『いつ高』みたいな場所では、もう少し戯曲を優先しようと思っていますけど。

で、岸田ですけど。自分がこんなに考えるとは思わなかったですね。ノミネートされたとしてもそんなに意識しないのかと思っていたら、全然違いました(笑)。“俺、こんなに獲りたいのか”と。それで思ったのは、僕は演劇のあとに何も残らないところ、上演して千秋楽が来たら全部が消えちゃうところが好きだったけど、そこに甘えている部分もあったなと。上演だったら、観に来てくれた人に対して、その時のやり方である種の説得力を持たせられるけれども、戯曲という(上演の後に)残ったものを見られた時に瑕(キズ)が浮かんでくることがあるんだとわかりました。情けないことに、今まで僕はそこに考えが及んでいなかったんですよね。

だから、今までは稽古場で俳優にせりふを(口立てで)渡しながらつくることが多かったんですけど、今回は、ちょっとした直しは稽古場でやりましたが、絶対に稽古前に書いて言って俳優さんに言ってもらうようにしました。それは岸田にノミネートされて落選して、いろんな人が僕の戯曲を読んだ感想を言ってくれたおかげです」

 

── 『いつ高』シリーズについても聞かせてください。仕込みも入れて1時間以内に収まるなど高校演劇のフォーマットに沿ったスタイルで上演している『いつ高』は、三浦さんの変化の現れであると同時に、変化を促していると思います。正直に言って私は三浦さんをあのシリーズで──その前は軽く見ていたわけじゃないですよ──、見直したんです。

三浦「あはははは!」

 

── すみません(笑)。それまでは、いい意味で「せりふ馬鹿」「物語馬鹿」みたいに感じていたんですが、戯曲の無料公開や高校生からは上演料も取らないこと、現代の高校生に向けての解説を入れた当日パンフレットなど、こんなにマルチに目端が効くプロデューサー感覚があったのかと。さらに良いと思っているのは、そうしたホスビタリティを発揮しながら、話のトーンや時代設定、決してわかりやすくない登場人物のキャラクターという肝心の部分は現代の高校生に歩み寄っていない点なんですが。

三浦「『いつ高』は、ずーっと悩んでいたこと、考えていたことが自分の中で一気に解決した企画だったんです。ロロを続けていきたいと思った時に、俳優さんの力を借りながら、毎回なんとか初日に仕上がってはいるけど、こういうつくり方でやっていっていいのかとか。高校演劇の審査員をやるようになって、高校演劇の先生からお話を聞くうちに、何か貢献できることはないかなと思ったりとか。ひとつの作品だけで完結しないものをつくりたいなとか、あと、いろんなところで言ってますけど、ストレートな青春ものをいつかつくりたいとか。自分の中でぼんやりあったいろんな構想が、ある瞬間に“あ、こうすれば今まで思っていたことを全部やれる場所をつくれる!”と思いついて興奮気味に制作の(坂本)ももちゃんに連絡したんですよ。」

坂本「『蒲団と達磨』をやっている時(2015年。岩松了の戯曲を松井周が演出したサンプルの公演に三浦が出演した)だったよね。」

三浦「そうそう。『蒲団と達磨』が大きかったんですよね。自分が俳優としてあの作品をやった時に、岩松さんの戯曲が(話の発端や核心の)外側にいる人たちの話だということがよくわかって、かえって外にいる人それぞれのエピソードをシリーズ物にできそうだなと思ったんです。それが『いつ高』の企画の中に入っている」

 

004

── 実際、すぐに書けたんですか?

三浦「書けました! 正確に言うと、1本目(『いつだって窓際であたしたち』2015年)は稽古初日に全部書き上がって、2本目(『校舎、ナイトクルージング』2016年)はちょっと遅れましたけど、でも、他の公演の台本よりは全然早いです」

 

── いよいよ『あなた物語』についてですが、『〜大悟』で中間色の暗めにした色彩のトーンをまた上げているけれども、パキッとしたカラーではない。そして、リアルな方言と架空のお祭りを混ぜることで、単純な口当たりの良さを避けている印象を持ちました。これはわりと、ハイブリッドな難しいことをやろうとしているのではないかと。

三浦「『ハンサムな大悟』は、美術の(杉山)至さんと一緒につくったことがとても大きくて。至さんは、自分がそういうものにそんな触れてこなかったからと、僕のサブカル脳みたいなものをおもしろがってくれたんです。その時に、それまでの僕とは違うものを引き出すことをすごく意識してくれて、『ハンサムな大悟』はきっとああいうジメッとしたセックスを描くような方向になっていったんだと思います。それもあって今回は明るいものやりたかったし、僕の中にも春のイメージが最初からありました。

一方で、やっぱり物語を語り継ぐことを描こうと考えたら、これも至さんとの打ち合わせの中で出てきたんですけど、オーストラリアのアボリジニの間では、歌が地図になっていて、その歌を歌っていけば、例えば水飲み場にたどり着けるという「ソングライン」というものがあるという話を聞いて、それが結構、大きな元ネタになっています。」

 

── 「何々の木まで歩いていくと右に崖が~」みたいな歌詞で?

三浦「そうそう、そこから西に~、とか。それの物語バージョンをやろうと。語り継いでいくことで残る、物語がつながっていった時に春というイメージができていくような。それと、自分が暮らしてたみちのくが混在するようなものになったらおもしろいと思いました。土着感と明るさみが混ざればいいなと」

 

── でもその明るさの中心にあるのは “不在”なんですよね。

三浦「『いつ高』シリーズを始めた時だったか、徳永さんに話したことがあると思うんですけど、女川(三浦の故郷)の震災のことが、たぶんずっと(自分の創作に)つながっていて、今回はもう少しそこに切りつけられる作品にしたいとは考えました」

 

005

── それでタイトルにまで不在が顔を出したのでしょうか。ただ、不在というテーマは、それこそ『ゴドーを待ちながら』に代表される不条理劇の連なりがあるように、おそらく多くの劇作家にとって惹かれるテーマのひとつだと思うんです。おそらくですけど、震災のことがなくても、物語マニアとして三浦さんは不在に取り組んだ気がします。でも現実には、女川が出発地、あるいは経由地になっている。そこをもう少し掘り下げて話していただけますか?

三浦「わりとちょいちょい帰っているんです、実家には。で、女川に行って思うのが、残っている場所となくなった場所があって、残っている場所に立つといろんな記憶が蘇ってくるんだけれども、なくなった場所に行くと、もう思い出せないんですよ、そこに何があったか。それがわかった時に、自分の記憶は自分の中にあるんじゃなくて外にあるんだ、という感覚を持ったんですね。昔を思い出す行為は、僕の中にある記憶を思っているんじゃなくて、外側にある記憶を拾い集めていることなんだと。だからなくなった場所はもう思い出せない、その場所にあった記憶を僕は思い出せない。それを僕は演劇でやろうとしているんだと思います」

 

── ああ、それは大きな発見ですね。被災していない人にとっても「あの角の空き地、前は何が建っていたっけ?」という感覚は共有できます。三浦さんのその感覚は、震災から一定の時間が経って見えてきたものだと思いますが、この5年の間に三浦さんの中で不在が発酵していったのかもしれないですね。

三浦「さっき徳永さんが言ったように、不在って演劇とすごく相性のいいテーマなんです。それは『いつ高』を始めた時に思いました。他のジャンルが演劇に比べて向いていないということではないですけど、演劇はすごく大きくそれを扱えますね」

 

── 花師(はなし)という職業が出てきますが、これは言うまでもなく「話」であって、不在とともに物語がこの作品の中心にいることがわかります。

三浦「本当に、自分が物語をやりたいってことに対してケリつけたい。それくらいの気持ちでやっていますね」

 

── いや、つかないんじゃないですか(笑)。稽古を見せていただいて思ったのは、物語を構成する要素をテキスト以外のものにどんどん分散させようとしているということでした。俳優の発声のトーンや動きのスピード、視線の交わし方といったもので、時空を複層的にして、それを「物語」と呼ぼうとしている試みに、私には見えました。だから、物語とひとことで言ってもやっぱりこれは小説や映画にはつくれない物語だし、三浦さんはそこにまだまだ試すべきことを見つけますよね。

三浦「うん、そうですね。やっぱりその場所で立ち上がることはすごくおもしろいです、俳優という体があるから。そこは本当に小説と違うし、僕は俳優さんを尊敬しているんです」

 

── 今回の3人の客演(伊東沙保、西田夏奈子、古屋隆太)はどういう意図のキャスティングですか?

三浦「ロロはほぼ同世代なので、違う世代の人を呼びたかったんです。『〜大悟』がメンバーだけでつくった作品だったので、今回は違う世代の人を絶対に呼ぼうと。

違う世代の人とやるのが大事だと思うのは、至さんと『〜大悟』の打ち合わせをしていて、電流イライラ棒のことを話したら“それ知らない”って言われたんですよ。だから、ロロのメンツだったら何の説明もしないで共有できることを、どう説明すればいいのか考えるきっかけになった。それは『官能教育』(produce lab 89 三浦直之×山本直樹『この町にはあまり行くところがない』2016年)で飴屋(法水)さんとやりたいと思ったことにもつながっていったんですけど」

 

── 客演のお三方もとてもいいですけど、ロロのメンバーの地力が上がっていると思います。俳優はせりふをもらって喋る人と考えている人は、きっとひとりもいないですよね。全員が全シーンで作品のために動いているチーム感がすごいです。

三浦「ありがたいです。『ロミジュリ』(あうるすぽっと『ロミオとジュリエットのこどもたち』2014年)がすごく大きかったと思います。あれは外部公演だったこともあって、全員とは言わないけど、みんなが気を遣ってくれて、僕がフォローできないところをフォローしてくれている感じがすごくありました。それと“ここは三浦くん(からアイデアがでてくるの)を待とう”とか“ここは相談に乗るか”ということを考えてくれたのもうれしかったですね。それには今も助けられています」

 

── 今回、動線がかなり複雑で、まさにチーム戦ですよね。

三浦「いや本当にそれはそうなんです。歩く話だから(美術は)道だと思ったのはいいんですけど、長い道を舞台につくることはなかなかできないし、道をつくり変えて空間を次々と変化させていくので、それを全部やる俳優さんは大変です」

 

── セットの緑色、ちょっと独特ですね。

三浦「あの色は、至さんがいつか使いたいと思っていた色だそうで、メインを緑色にすると決まった時に、これでって。“20代の劇団じゃないと使えない色だよ”って」

 

── ちょっとブルーがかった緑。じゃあ、杉山グリーンですね(笑)。靴紐のピンクも、20代の劇団ならではかもしれません。

三浦「最初の設定は、主人公は男だったんです。でも『〜大悟』で男を描いたから次は女の人にしようかなという流れと、紐というモチーフが出てきた時に、へその緒のイメージも重なって、そこからも女性を主人公にしようと決まっていきました。色がピンクなのは、そのあたりも関係しています」

 

── 三浦さん、以前よりも演劇が楽しそうですね。

三浦「はい、楽しいです! ……あ、でもあれです、今はようやくラストが見えてきたから、そう言えるのかもしれませんけど(笑)」

 

取材・文:徳永京子

 

【公演情報】

006

ロロvol.12『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』

い な か っ た あ な た は 、 い な く な っ た 。

彼と彼女が出会わなかったことを誰も知らない。気づいてもいない。そもそも二人が出会うなんてこと、誰も考えたりしない。
だって、彼が生きていたとき、彼女はまだ生まれていなかった。
だって、彼女が生きていたとき、彼はこの世にいなかった。
彼は、彼女をしらないまま生まれて死んでいった。
彼女も、彼のことをしらないまま、生まれて死んでいった。
だから、当然、二人は出会わなかった。
出会う未来の中でしか、出会わないは生まれない。なんて信じない。この世界のほとんどの人たちは出会わなかった。出会ったかもしれない可能性なんかに想いを馳せず、そのたくさんのありふれた別々のバラバラをじっと眺める。そこには物語も奇跡もなくて、ただただ完膚なきまでに出会わなかったっていう事実だけがある。なんの感傷も呼び起こさずに、ただ、ある。出会ってしまった奇跡より、出会わなかった当たり前を、比喩を用いるまでもないその平凡さを、私は愛している。いや、愛してなんかいない。愛するなんて、その平凡さに対して、なんて不誠実だろう。
私は、出会わないを、愛さない。

作・演出:三浦直之

出演:板橋駿谷 亀島一徳 篠崎大悟 島田桃子 望月綾乃 森本華(以上、ロロ)
伊東沙保 西田夏奈子 古屋隆太(サンプル/青年団)

日程:2016/5/20[金]~29[日]
会場:東京芸術劇場シアターイースト
料金:一般:3,500円、学生:3,000円、高校生:1,000円(枚数限定・東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い)
当日券:各500円増し
※前半割引:各500円引き(5/20[金]~22[日]全4公演)

★詳しいチケット情報は下記ボタンにて!