舞台『雪まろげ』 高畑淳子・榊原郁恵・的場浩司・青木さやか 囲み取材

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国民栄誉賞、森光子さんが愛した傑作喜劇
9年ぶりの復活上映!

 

「嘘つき女をやってみたい」という森光子さんの一言から、小野田勇氏の脚本で1980年代に誕生した『雪まろげ』。
以降、森光子さんにより2007年まで471回上演された人気作が、高畑主演で復活する。
国民栄誉賞・森光子が愛した傑作喜劇。魂を受け継いだ高畑淳子と豪華共演者が、笑わせ、泣かせて、ウソつきます!!今回は七夕に行われた製作発表の様子をお届けします!

 

―森光子さんの役を演じられるということについてはどうですか?

高畑「大変光栄です。でも、どうひっくり返っても森さんにはなれませんので、森さんのお気持ちをお腹の中にしっかりと入れて、私なりに皆さんと新しい雪まろげを作っていきたいと思います。」

 

―的場さんも今回皆さまと共演ですけれども改めていかがでしょうか?

的場「僕は『和』を大切にしながらみんなで『雪まろげ』という、来てくださった方に楽しんでいただける舞台を作っていけたらと思います。あとは、女優さんたちが多いので自分の居場所を探りながら一生懸命頑張ろうと思います。」

 

―ただいま471回で本公演中に500回を迎えますが、回を重ねていくことに感じることはありますか?

高畑「こだわるわけではないですけど、それだけ愛された舞台というのはそんなにたくさんあるわけではないですからね。舞台を見るとき、何を見ればいいかわからないお客さんに雪まろげは人気があってまたやるんだなあと良い指針になればと思います。」

 

―楽屋もにぎやかそうですね。

高畑「稽古進むかな・・・(笑)」

 

―そのみなさんをまとめていく高畑さんも大変ですね。

高畑「でも、私は人をまとめようと思ったことは一度もないですし、自分を先輩だと思ったことは一度もないです。子役さんでも、40年やられている方でもお芝居をやるときには一緒ですから。」

 

―先程七夕の短冊に舞台の成功を祈られてましたが、ご家族について短冊に書くとしたらなにかありますか?

高畑「息子がありがたいことに今忙しくさせてもらっていて、彼の体調が心配です。」

榊原「ご飯・洗濯できませんがお許しくださいという感じです。久しぶりの舞台で、共演者の方々が舞台人ばかりなので、家庭のこと何もできないだろうなって思います。」

青木「とにかく私が元気でいれば(家族のことは)どうにかなると思っているので、体調には気をつけたいと思います。しかし先程の高畑さんのお話を聞いていると、お子さんがいくつになっても心配なんだなと思うと……。心配は尽きないんですね。」

的場「舞台中は家で僕がいつもやっている洗濯ができなくなるので、申し訳ないですね。」

高畑「そういう人もいるんだねえ。」

的場「洗濯めっちゃ楽しい。干すのと取り込むのが。」

榊原「畳むのは?」

的場「そこまでなんです。畳むのはダメなんです(笑)」

 

―「それでは高畑さん改めて最後に一言お願い致します。」

高畑「森さんが愛された『雪まろげ』がやっとこうして皆様のお目にかかれる舞台になりました。楽しみになさっている声がたくさん聞こえてきてプレッシャーは感じるのですが、私たちなりにできることをひとつひとつやり、お客様に喜んでいただける舞台を作り上げていきたいと思います。よろしくお願い致します。」

 

 

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七夕イベントということで、出演者の高畑淳子さん、榊原郁恵さん、青木さやかさん、的場浩司さんが各々願い事を書いた短冊を笹に飾った。

高畑淳子さん・・・「『雪まろげ』生きて終われますように」
榊原郁恵さん・・・「愛らしい銀子ちゃんが12月まで務まりますように」
的場浩司さん・・・「世界平和」
青木さやかさん・・・「スクワット100回」

 

「雪まろげ」は東京・THEATRE1010公演を皮切りに、全国15都市で上演予定。

 

【公演情報】

「雪まろげ」

日程・会場:
2016/9/24[土]・25[日] 東京・THEATRE1010(東京都)
2016/9/28[水]~10/19[水] 東京・シアタークリエ
2016/10/25[火]・26[水] 石川・北國新聞赤羽ホール
2016/10/29[土]・30[日] 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2016/11/5[土] 山形市民会館 大ホール
2016/11/23[水・祝] 広島・はつかいち文化ホ-ルさくらぴあ 大ホール
2016/11/30[水] 大阪・岸和田市立浪切ホール 大ホール
2016/12/3[土]・4[日] 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

★詳しいチケット情報は下記ボタンにて!